2019年、太陽光発電まとめ | 元太陽光発電技術者の道楽ブログ

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30年余り太陽光発電に携わってきましたが、リタイアすることにしました。
これまでの経験を活かし、我が家の屋根太陽光発電や購入した分譲太陽光発電所の状況・運営・評価などをはじめ、太陽光発電の技術に関連したことを中心に呟いていこうと思います。

体調不良のせいでいろいろな作業が滞ってしまいましたが、2019年の発電実績をやっと纏めました。12月分のまとめもこの報告で兼ねます。

 

l  設置以来の、月平均の1kWあたり一日平均発電量の経過。赤線が今年です。

 

12月はこの6年間の最低でした。2019年は最低になることが多く、一年間で見てもこの6年間の最低です。上のグラフは月平均で見ていますが、年間平均のパネル1kWあたり一日平均発電量は、この6年間で下のようになります。

                 2014                    3.669kWh

                 2015                    3.528kWh

                 2016                    3.322kWh

                 2017                    3.534kWh

                 2018                    3.383kWh

                 2019                    3.280kWh

2016年も悪かったようですが、昨年はさらに悪く3.3kWhを切ってしまいました。上記の平均を計算すると3.453kWhです。日本では、この値は3.5kWhぐらいになると言われているのに、僅かですが足りなくて残念です。来年から頑張って欲しいですね。

 

 

l  他発電所との比較。赤線が我家屋根です。

 

遠く離れた山口だけは良かったようですが、関東地域はどことも我が家と同じような傾向です。関東はどことも悪かったのでしょう。

 

 

l  屋根発電の一日最大発電量の(パネル1kWあたり)グラフ。赤線が今年の値です。

 

昨年は全体的に低くなっている気がします。劣化してきているのでしょうか。CISは劣化しにくいと言われていますが、根拠のない話ですからね。心配です。我が家の屋根発電は今年で7年目を迎えますが、なんとこのままであと4年は持って欲しいと思います。

 

 

l  最後に投資回収率ですが、現在検針票の届いている201911月までの73か月間の売上実績で見ると、回収率は63.4%です。1年平均で10.42%の回収率です。住宅太陽光FIT期間の120か月以内には何とか元がとれそうなペースですが、昨年は少し発電量が落ちている兆しもあり、やや心配ですね。

 

 

 

 

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