新FITの処理、大変そう | 元太陽光発電技術者の道楽ブログ

元太陽光発電技術者の道楽ブログ

30年余り太陽光発電に携わってきましたが、リタイアすることにしました。
これまでの経験を活かし、我が家の屋根太陽光発電や購入した分譲太陽光発電所の状況・運営・評価などをはじめ、太陽光発電の技術に関連したことを中心に呟いていこうと思います。

 

予想されたこととは言え、エネ庁で受け付けている新FITの処理が大変なようですね。見なし認定からの移行で申請に不備の無いものでも処理に2ヵ月以上かかっているとか(資源エネ庁が報告、新FITの計画認定に約3か月かかってしまう事態に)。

 

私の発電所は見なし認定からの移行でしたが、手続きをよく読まずに計画書だけを出していたことに最近気がついて、再度、計画書、印鑑証明、代行依頼書を提出したのですが、その直後に移行完了の知らせが来ました。これなら書類不備でも良かったのか、もう少し待っていたら再提出しなくて済んだのに、と思っています。印鑑証明代を損した、いや、得しそこなった(笑)。

 

しかし、受け付けている当局は本当に大変でしょうね。きっと山のように計画書が届いているのでしょう。

 

そもそも新FIT制度とは、野放図になっている不良発電所を何とかするために導入されたものだと思っています。古い制度では不良発電所に対して注意はできても、罰則規定が無いのでそれ以上どうしようもありませんでしたからね。新しい制度では「認定を取り消す」という脅しが使えます。

 

真面目に発電所を運営しているところにとっては、新制度と言っても手続きをするだけで大した話ではありません。しかも、手続きにちょっと書類不備があっても何とかなっていたようです。今後も普通に運営していれば良いと思います。

 

一方、ネットを見ていると、いい加減な作りや運営の太陽光発電所があちらこちらにあるようです。エネ庁は早く移行の処理を乗り切って、そういう問題発電所の対応に乗り出してほしいですね。

 

 

 

 

 

ブログランキングに参加しています。

ブログを面白いと思われましたら是非ボタンを押してください。

にほんブログ村 環境ブログ 風力発電・太陽光発電へ
にほんブログ村