続きです↓
偽善だと感じるのは、
サニーさんの基準が
「他人基準」だから。
喜びが返ってこないと
「損」にしか思えないから
なんです。
↑
私としては、損か得かも
“自分の基準で判断している”
と信じていたので
さきこさんに
「それは他人基準ですよ」と
言われても、最初は
おっしゃっている意味が
分からなかったのだけど
でも、
分からないけど、
これって私にとって
ものすごく大切なことの
ような気がする。
ということだけは、
かろうじて感じ取っていました。
さきこさんに、
「本を貸すことのメリットと
デメリットを書き出してみて」
という宿題をいただいて
書いてみると、
〈メリット〉
・相手に喜んでもらえる
・感動と内容を共有できる
・共通の話題ができて嬉しい
・私の価値観を知ってもらえる
・相手の考えにも良い影響があるかも
・貸さなくてセコイと思われない
〈デメリット〉
・私だけお金を払って損してる
・いつ返してもらえるかわからない
・私が見たい時にすぐ見れない
・お気に入りは独り占めしたい
・共感が得られなかったら文句言われる
・友人を甘やかすことになる
・私のおすすめにはお金を払う価値がない
と認めることになる
…こうやって書き出して尚、
「何もおかしくないよな…?」
「みんなもこう思うんじゃない?」
と、私の脳みそは溶けそうに
なっていたのですが笑
これを受けての
さきこさんからの
回答はこうでした↓
書き出したほとんどが
「他人基準」です。
メリットの部分もです。
本を貸すメリットも
「相手が感動してもしなくても」
「相手が喜ばなくても」
「共通の話題ができなくても」
「相手に良い影響がなくても」
「価値観を知ってもらえなくても」
サニーさんが
「分かち合いたいな♡」
と思ったらやる。
貸したらそこでおしまい。
見返り(相手の変化や反応)は
求めない。
それがあったら
ますます嬉しいけれど、
自分の喜びを分かち合えただけで
すでに「私の喜び」
サニーさんが
「好きだな♡」と思ったら、
何も考えずにただやってみる
練習をしましょう♡
そこで、どんなに今まで
損得基準だけで
行動を制限していたか、
一個一個明らかに
見ていきましょう^^
さきこさんの回答を読んで、
初めて
「損得以外の基準で選ぶ」
って、そういう感じなんだ。
同じだけ返ってこなくても、
自分が「そうしたい」というだけで
選んでも、いいんだ。
と、少しイメージが湧いたのです。
別に、損得で選ぶことが
悪いわけじゃありません。
それが必要なシーンも
もちろんある。
ただ、
世界には損得の他にも
たくさんの判断基準が
存在していて
そこに優劣はなくて、
間違いもなくて、
どれを選んでもよいのに、
私は常に
「損か得か」のただ一点で
自分の選択と振る舞いを
決めていて
“こっちの方が得だから”
“こうしないと損するから”と、
好みじゃないものであっても
「お金」を一番上に置いて
息するように自分を我慢させて、
一方で、自分と同じように
我慢していない人に
ムカついていたんです。
さきこさんへの質問を通して、
たった一つの価値基準が
正義だと思い込んで
他の9割を体験すらしないって
どうなの??
もしかしたら、
もっと”遊んで”みても
いいのかもしれない…!
と、この時初めて自分を
疑うことが出来ました。
サニーさんが
「分かち合いたいな♡」
と思ったらやる。
貸したらそこでおしまい。
見返り(相手の変化や反応)は
求めない。
それがあったら
ますます嬉しいけれど、
自分の喜びを分かち合えただけで
すでに「私の喜び」
ガメツイ自分を指摘されたことは
すごーく恥ずかしかったけど、
それ以上に
これを読んだ時、
心がとっても自由だった。
だから、
怖いけど、そっちがいいな。
と思ったのです。
*****
相手の反応に関係なく、
“私が好きだから”
“私がそうしたいから”
ただそれだけで選ぶ。
「損することを許す」というのは、
これまで損得を見張り続けてきた
私にとってはものすごく
不快なことでした。
でも、一見損に見えることを
少しずつ許して、
なんか気になるから。
面白そうだから。
そんな理由でもいいから
自分に「選ばせてあげる」という
練習をしているうちに、
衣食住、仕事、お金、
パートナーシップ、子供…
何より自分自身の内面において、
「損しないように!」と
あれほど気をつけていた頃よりも
今の方が遥かに
豊かで幸せな暮らしが
叶っています☺️✨
私が損得勘定を緩める
大きなきっかけをくださった
さきこさんには
本当に感謝しています🩷
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