布を売りたい気持ちを整理整頓 | 編・縫・織の暮らしの中で

編・縫・織の暮らしの中で

高野山ふもとにある織物の町に生まれ
糸や布に囲まれ育ちました。

和歌山県橋本市高野口町
洋服お直し
手仕事工房SUNNY店主

地域衣料サポート・糸布製品お直し

手仕事工房SUNNY

橋本市高野口町向島223ー8
09030394300
3/24㈭9時〜6時 彼岸明け

さにーです。

ずっとずっと地域の人にマニアックで技術的に難しい高野口産地と、産地が作っている布を知って頂けるよう動いてきましたが思うような手応えは得られませんでした。
織物会社に就職したけれど私は蚊帳の外の役立たずでした。

もう高野口産地には二度と関わらないと決めお直しのお店を始めたのに、舌の根も乾かぬうちに『布屋になります宣言』をしました。
してしまいました、やっちまった、が正直な気持ちかも。。。

地元の布を知って使って頂きたい。
繋がりのある作家さんや先生方々にオススメしたい。
高野口産地の布を手仕事の皆さんにお買い求め頂き、上質な洋服を作ってお教室の運営などに役立てて頂きたい。ずっとそう思っています。

商売にしたい訳ではない。
儲けたくて布屋になりたいと言った訳ではない。
それが綺麗事で胡散臭く思える時もあるし、コロナでさらにどうしたいのかがわからなくなり延々と堂々巡りで、ぐるぐる回るばかり。

もういい。

ほんとに?

わからない。
どうして良いかわからない。

人に布を勧める事ばかり考え自分は地元の布で長らく何も創作していないな。こういう状態を灯台もと暗しと言うのかな。ごちゃごちゃ考えず手を動かしてみようかな。そう思ったら

何かが吹っ切れ、楽しくなってきました。

地域の人が地元で生産している布を知り、繋がりのある作家さんや先生方々が高野口産地の布が欲しいな、使ってみたいな。上質な洋服を作ってお教室の運営などに役立てたいな。

そう思ってもらえるキッカケ作りから始める事にします。