6月に添えて | SUNNY GARDEN

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ESTUDIO EL HOMEOSUTASU.

VAMOS A MIRAR Mi JARDIN.

 

私が還暦を迎えた年に生まれた孫は、この春、小学生になりました。

今年は、桜の開花が遅かったので、満開の下で、入学式ができたようでした。

 

私は、冷たく硬い枝の先から桜の花びらが突然あふれ出し、花の季節が始まる、この頃が一番好きです。

桜の次は、ツツジ、ハナミズキ、タンポポ、菜の花、藤などなど。

 

ツツジの植え込みは、どこにでも見られますが、桜が終わると、すぐにあちこちで白や薄ピンク、または濃いピンクの花を咲かせます。

タンポポは、逞しい雑草で、誰かに踏みつけられるような場所でも、朗らかな黄色い花を、元気に咲かせます。

そして、5月の連休には、ハナミズキの街路樹がピンク色の花をつけます。

 

私は、マンションに住んでいるので自分で育てることができないのですが、我が家から駅に向かう途中には、見事なバラを咲かせている家が多くて、今、とても楽しいです。

まっすぐに伸びた枝の先に、大きく豊かな大輪の花を咲かせるもの。

蔓を伸ばしで広がり、たくさんの花をつけるもの。

色も様々、品種も様々です。

どれくらいの年月育てたら、このように育ってくれるのだろう?

育てている人は、どんな言葉をかけているのかな?

道行く人たちを楽しませてくださる園芸好きの方々には、ただ感謝です。

 

6月に入ると、アジサイが咲き始めました。

アジサイは、丈夫な花なので、大切に育てられているものも多いですが、雑草として、ほったらかしにされても毎年元気に咲くものも多いです。

 

今日、商店街を歩いていると、たくさんのアジサイが「お好きな方は、ご自由にお持ちください。」と書かれて置いていました。

大好きな花なので、私は迷わず、いただいて帰りました。

 

 

湿気や雨の日が平気な私にとっては、アジサイが咲く6月は、厳しい暑さのやってくる前の優しい季節です。

寒さから解放され、夏の辛さにさらされるまでの、ほっとできるひと時のように感じています。

 

 “June Bride”「6月の花嫁」という言葉は、梅雨のないヨーロッパから、やってきました。

この習慣は、ローマ神話が由来で、結婚の女神ユノが、6月を守護していることから来ているそうです。

ヨーロッパでは、6月に結婚した花嫁は生涯幸せに暮らせると言われてきたそうです。

日本人も、梅雨にもかかわらず、結婚式を挙げる憧れの季節になってきているようです。

娘も、つい先日、“June Bride”にあこがれた、友人の結婚式に招かれ出席しました。

 

 

上の写真は、娘の家の庭に咲いたものです。

そういえば、娘も私も6月とは真逆の12月に結婚しました。

寒くて、陽の短い季節でしたが、それもなかなか良いものだったと思います。