学生日記リターンズ(久しぶり) | 週刊さんでいリターンズ

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起業系コメントが面倒になったので(わしはまだ病院にいたいんだお)、コメントは承認制にしました。基本知ってる人のコメント以外は承認しませんのであしからず。1日10人も見にこないブログで営業しても効果は少なかろうになあ、ご苦労さま。まあ、頑張ってくれ。

ども。

 

大丈夫、もう学生になったりしない、たぶん(汗

 

昨日は大学院でお世話になった師匠の退官記念ぱーりーであった。

わしも末席を汚しにいきましたよ。

 

師匠はわしを覚えているかどうかわからんが、心リハ業界のお偉いさんもきっと来てるしね。

ほとんどしゃべれるかどうかわからんが、まあ行ってみよう、と。

 

半休ということにしておいて、実際は臨床があるから4時近くまで残り、隣県までのこのこ出かけて、例によって徒歩10分なんてところに10分で着けるはずのない残念なわたし。

 

20分遅れて現地到着し、まず師匠に深々と挨拶。

それから若手のテーブルに着くはずが、「ここに座って」と院の先輩に指示され、ほぼ師匠の真ん前に座る。

 

そっから、他の関係者に師匠自らわしを紹介してくださるのだが、

「この人はね、臨床家で研究の素地はゼロだったからね」

 

と紹介のたびに何回言われたことだか。

 

わしはゼロか?ゼロの人間なのか?

 

何をやるのもいい加減にして、一生ゼロのまま終わるのか?

悔しくないのか!

 

・・・悔しいです!

 

その後、師匠と差しで話したい人のための師匠テーブルが出来て、わしも周囲と話しながらも、師匠のテーブルが空いたのでお邪魔して、今取り掛かり始めている研究の相談に行き、ある薬剤について真剣に公平なジャッジを求めると、

 

「さんでいさん。それはね、やってみることだよ」

 

・・・何もジャッジしてない。

 

まあ、要は自分で研究して考えて決めろ、まずはやれや、って意味なんだよね。

わかった。できるところまでやってみます、師匠。

 

送る言葉で師匠の座右の銘である「根気、呑気、元気」をとっさに「根気、元気、殺気」にパロった先輩に爆笑。

本当だよ。おっしゃる通り盆暮れ正月文字通りなかったよ。

Y本さん、冗談だと思ってたでしょ。あれ実話だから。

1月1日の夜9時頃、師匠が添削した論文を真っ暗ながら空きのバスで取りに行って、すぐ戻ったのは忘れられない辛い思い出。

 

しかしこんな日がくるとはなあ。

 

偉い心リハの先生や、若い院生もたくさんいらっしゃるのに、かなり長い間師匠に構ってもらえた。

 

終了間際に師匠の最終講義短縮版プレゼンがあったのだが、

「さんでいさん。そこで聞きなさい」

とかぶりつきの席をいただき、パワポ撮影の許可もいただく。

始まる前に「さんでいさんにビールを」と師匠から注文していただき、おまけに師匠の若い頃の写真に「すかしてるー」と本人に聞こえるように突っ込みをいれたりする。最後は師匠とツーショット撮影、何枚も許してもらえる。

 

なぜそれが許されたのか。こういうの、なんていうか知ってる。

 

本日の結論:バカな子ほど可愛い