パワースポット❣️
泉龍木と湧水
神社脇に清水がこんこんと
湧き出る泉ある。
この泉の周辺と神域の緑樹の
美しい森一体を泉が森と称している。
四季それぞれに風情豊であり、
参拝に訪れる皆さんの憩いの
場所となっている。
さらに常陸国風土記に
「密筑の大井」として記録されており、
茨城県指定文化財史跡(第23号
昭和44年12月 1日付)に
定められた歴史的にも
価値の高い森である。
常陸国風土記に記されている
「密筑の大井」の箇所を口語訳すると
次のようになる。
「高市(日立市の南部)と言う
ところがあります。
ここから北東半里もないところに
密筑の里があります。
この村の中には清らかな泉があって、
土地の人々は大井と呼んでいます。
泉の水は夏は冷たく、冬は暖かで、
湧き流れて川となっています。
夏の暑いときには、あちこちの村里から
男女が酒や肴を持ち寄ってこの泉に集い、
くつろいで飲んだり食べたりして
楽しんでいます。
密筑の里の東と南は海辺に臨んでいて、
あわび、うにをはじめ魚介の種類が
たいへん多く見られます。
西と北 は山や野原に接していて、
椎、櫟、榧、栗などが生え、
鹿や猪が住んでおります。
このように山や海の珍味が
た くさんあって、
全部を書き記すことができないほどです。」
ここにある<高市>は、
現在の南高野町あたりを指すもので、
この付近には古墳、貝塚、
居住跡の集落が多く 発見されている。
<密筑の里>が現在の水木町であり、
<大井>とあるのが、神社の脇に清水が
こんこんと湧き出る泉のことである。
(掲載記事より)
湧水の勢いはすごいです。