日曜日のラスベガス興行セミセミ。
元WBCフェザー級王者を兄に持つ良血 アントゥアン・ラッセルが無敗の元WBA王者 アルベルト・プエジョと対決。
サウスポー同士の対決。
初回、プエジョの右フックがラッセルを捕える。ラッセルも回転の速い連打を見せるがヒットは奪えない。
2ラウンド、共に右フックを放つがヒットは少い。
3ラウンド、ラッセルが積極的に攻める。前に出て回転の速い連打を見せる。だが、下がりながらもプエジョのカウンターが軽くヒットする。
4ラウンドも似た展開。前に出るのはラッセルだが打ち終わりをプエジョに狙われる。
5ラウンド、アクションは多いが互いにヒットは少い。こう言うラウンドは採点が難しい。
6ラウンド、ラッセルの左とプエジョの右が交錯。軽いヒットはあるがダメージングブローがない。
7ラウンド、プエジョの左ボディアッパーから上へのストレートが鮮やかにヒット。このラウンドは明確にプエジョ。
8ラウンド、WOWOWの映像が途切れる。その間、なにがあったかはわからないが、見れた範囲ではプエジョの左がよくヒットする。
9ラウンド、プエジョ、ホールドで減点1。これは痛い。唐突な減点に違和感を感じる。
10ラウンド、ラッセルの攻勢が目立つ。低く入ってプエジョの右フックを防ぐ。
11ラウンド、ラッセルの1-2が良い。終盤になって距離が合ってきた。
ラストラウンド、プエジョの左アッパーがローブローになる。幸い減点はなし。最後はラッセルの攻勢が上回る中、試合終了。
採点はスプリットでプエジョ。
プエジョが前半の貯金を守りきった。
アダメスVSゲシェとは違い、こちらの採点は難しかった。