同門対決 | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

コロナ禍以降、随分とアクセス数が減った拙blog。

一昨日は久々の6000越えの6476アクセス。

普段の倍。


一体、何があったのだろう?

どこかで拙blogが紹介されたのかな?


昔は2万アクセス近くに達した事が何度もあるが今は昔。

日本最大のボクシング掲示板の管理人様もコロナを境にアクセス数が激減した………と言われていた。長い文章を読んでくださる方は少なくなり、動画やTwitterが主流になっているのかもしれない。


それはさておき、普段、訪問しない方が来られた為、的外れではあっても面白い意見を戴いた。

それは同門対決について。


日本のボクシングジムは相撲部屋をモデルに作られたと聞く。相撲に全然詳しくない私なので間違っていたら御容赦を。相撲には同部屋対決がないのかな?

一方で優勝決定戦は同部屋対決はありなのかな?


この2つが正しければこれから書く事に問題はない。


我らがボクシング界も同門対決が禁止だと思っている人がいる。実際はそんなルールは存在しない。


現実には同門対決は数は少ないが行われている。私が学生の時にお世話になったジムで実際に同門対決が勃発。新人王トーナメントで当たったのだが、珍しさからか夜中に読売テレビでフルラウンド放送された。


そこで思う。

相撲部屋が同門対決をしないから、ボクシングジムも右に倣えとなってはいないだろうか?


流石に兄弟対決は日本でしか見た事がないが海外に目を移すと同門対決は普通の事。


寧ろストーリー性があり盛り上がる。


有名なのはカルロス・サラテVSアルフォンソ・サモラのZボーイズ対決。


この試合はファイティング原田、井上尚弥を抱える日本のボクシングファンは認めたくないかもしれないが、ボクシング史上、最も注目を集めたバンタム級王者対決だった。


他に同門対決と言えばフリオ・セサール・チャベスVSホセ・ルイス・ラミレス。

どちらも歴史に残るマッチメークであり、同門対決である事で更に盛り上げた。


また、試合時に同門だったかはわからないがIBF王者 サイモン・ブラウンVSWBC王者 モーリス・ブロッカーが対戦した世界ウェルター級王座統一戦。


2人は共にジムの門を叩き、週に1度は互いの家族と食事をする親友だと宣伝されていた。嘘か本当かわからないが、共にジムの門を叩いた親友なのは本当な気がする。

週に一度は家族同士で食事をする………日本人の感覚だと誇張している様に感じるがアメリカではどうなんだろう?

あるかもしれない。


そして日本。

同門対決が無いとは言わないが、非常に消極的。更に同じ系列での対戦も少ない。


これでは好カードは生まれない。

その原因はマッチメーカーではなく、対戦を求めない(諦めている)、ボクシングファンにあると感じる。


私の嫌いな言葉の幾つかに「世の中そう言う物」、「仕方がない」がある。この件にはそんなネガティブな言葉が凝縮されている。そんなファンの諦めの境地が好カード実現を阻害していると考える。

 

続く。