【後編】日本人四団体制覇は快挙なのだろうか? | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに


前回の続き。


もう1つ。

4人の王者以外にも比嘉、堤、那須川(バンタム級?)を控える。石田匠も再起を宣言。帝拳には村田昴、増田陸の両ホープがいる。

一見、日本のバンタム級は充実しているかの様に見える。


しかし………素直に喜べない自分がいる。

日本人4王者の内、西田以外の3人は井上尚弥の返上を待っていたかに思える。中谷は微妙だが。

これがレベルが高い(と言われる)日本バンタム級勢のやる事なのだろうか?


断言するが井上尚弥がバンタム級に留まれば誰も世界王者になれなかった。


ルイス・ネリが来日したばかりだが、軽量級大国 メキシコは今となってはその肩書は相応しくない。


メキシカンが重たくなっている。

メキシカンのトップボクサーは今やカネロ・アルバレス、ヒルベルト・ラミレス、ハイメ・ムンギア。Sミドル級からクルーザー級だ。

Sミドル級のメキシカン対決が世界的注目を集める日が来るなんて以前は考えられなかった。


先般、WBCフライ級タイトルを返上したフリオ・セサール・マルチネスに存在感はない。


35年前の軽量級大国、韓国は見るも無惨。タイも寂しくなった。


本当に日本バンタム級のレベルが高いのだろうか?

単にメキシコ軽量級、韓国ボクシング界の衰退で選手がいないだけではなかろうか?


そんな気がする。