サウジアラビア興行のセミ。
IBFからクルーザー級タイトルを剥奪されたジェイ・オペタイア。何故か剥奪されたIBFタイトルの決定戦に出場。しかも、相手はオペタイアが最初にIBFタイトルを獲得した時に戦ったマイリス・ブリーディス。
一体、IBFは何がしたいのだろう?
初回、オペタイアはいつも通り前後にステップを踏みながら左をボディに伸ばす。ブリーディスは様子見。
2ラウンド、オペタイアの右フックがヒット。ブリーディスは手を出しづらそう。
3.4ラウンド、オペタイアはリズミカルに動き、左をボディに伸ばす。
5ラウンド、ブリーディスはそろそろ仕掛けないといけないが、相変わらず手が出ない。
6ラウンド、オペタイアの左が続けてブリーディスの顔面にヒット。
私的採点ではブリーディスは前半6ラウンド、全てポイントを失っている。勝つ気はあるのだろうか?
7.8ラウンド、相変わらずオペタイアがペースを掴む。ブリーディスは自分から仕掛けたい。
9ラウンド、これまでよりブリーディスは前に出て先に手を出す。だが当たらない。
10ラウンド、オペタイアの左でブリーディスが仰け反る。
11ラウンド、後のないブリーディスは攻勢に出る。この試合、初めて下がるオペタイア。だがあまりにも仕掛けるのが遅い。
ラストラウンド、ブリーディス、逆転KOを狙う。ラウンド半ば、ブリーディスの右がオペタイアを捕らえる。だが、下がらせる事は出来てもダメージを与えられないまま試合終了。
判定はユナニマスでオペタイア。
よくわからないが2度目のIBFタイトル獲得。