昨晩のフェニックスバトルを光テレビで鑑賞。
豊嶋亮太、小原佳太を鮮やかなKOに降し、評価急上昇の佐々木尽。対するはジョー・ノイナイ。坂晃典、清水聡をKOで屠り、尾川堅一と引き分けた強豪だが………この時はSフェザー級。
ミニマム級から三階級上げても10ポンド、フライ級から三階級上げても10ポンド。だがSフェザー級からウェルター級は同じ三階級でも17ポンド差。
これは試合になるのだろうか?
身長差はあまり感じないがやはりノイナイの身体に弛みがある。
初回、佐々木は右ストレートをボディに伸ばす。ノイナイはサウスポースタイルからボディに速い連打を見せる。
ラウンド終盤、佐々木の左フックがノイナイの顎にヒット。
2ラウンド、佐々木は振り回す。迫力はあるが空振りした所にノイナイが反撃をする。
3ラウンド、佐々木はノイナイを挑発。ノーガード、ただ、前に出るだけ………と誘うがノイナイは巧く佐々木のガードの隙間を狙う。佐々木、予想通り、一気に攻めるシーンもあったがラウンド全般ではノイナイのラウンド。
4ラウンド、ヒット数はノイナイが上回るが、佐々木の左フックがよりダメージを与える。
中間採点は2-1で佐々木。
佐々木、正直、成長を感じさせない。だが試合は面白く魅力的なボクサーだ。また見たい、そう感じさせる数少ないボクサーかもしれない。