京口紘人VSビンス・パラス 再戦(フライ級) | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

6年ぶりの再戦。

初戦の観戦記はこちら↓

この頃の京口紘人は辰吉丈一郎の弟子、井上尚弥の親友と言われていた気がする。今はボクシングYouTuberの先駆け(私は見た事がないが)の様になっている。

ビンス・パラスは日本の石澤開、花田歩夢に勝利し昇り調子。

初回、京口はガードを固めて重そうなパンチを放つ。パラスは軽やかなフットワークから長いストレートを伸ばす。

2ラウンド、京口は左ボディをヒットさせる。パラスはラフに振るが当たらない。

3ラウンド、パラスは長い距離から手を出す。京口は固いガードで上へのヒットを許さず、ボディを打つ。

4ラウンド、パラスは頭の位置を変えながらプレッシャーをかけるがヒットは少ない。

5ラウンド、接近戦で京口の左アッパーがヒット。パラス、振りが大きく京口はうまく避ける。

6ラウンド、大きなフックを振り続けるパラス。丁寧に戦う京口。採点が難しい。

7.8ラウンド、攻めるパラス、避ける京口の構図は変わらない。京口、よく見ている割りにはカウンターが打てない。打ち終わりを狙いたい。

9ラウンド、左の刺し合いになる。パラスのロングジャブが良い。

ラストラウンド、パラスは手数を増やして前に出る。京口は丁寧にブロックしながら左ボディをヒットさせる。
どちらもダメージングブローの無いまま試合終了。

採点はユナニマスでパラス。
恒例?のラウンドガールと仲良し?のパラス↑

微妙。
京口、採点に不満の様だが勝ちに行ってなかった。
ヒット率は断然京口だがヒット数はそれ程には変わらない気がした。数えると差があるかもしれないが少なくともそんな印象を持った。攻勢は圧倒的にパラスだった。

私的採点は1.2.3.5.6が京口、他はパラス。パラスがラスト4ラウンドを立て続けに取ってドロー。
京口からは引退宣言が出ているが、ラバーマッチ実現を期待したい。