ミエル・ファアルドVSタノンサック・シムシー(OPBFライトフライ級) | ボクシングライフW

ボクシングライフW

趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

昨日の大阪興行セミファイナル。


タノンサックがグリーンツダジムと契約をしているとは言え、日本では珍しいフィリピンVSタイのOPBFタイトルマッチ開催。


高KO率の世界ランカー対決。楽しみな一戦だ。


初回、王者 ファハルドが攻める………が単調。タノンサックは見ている時間が長い。共にヒットはない。


2ラウンド、ファハルドは思い切りの良い左フックを振るうが空を切る。タノンサックは左右ストレートで攻める。

3.4ラウンド、ファハルドの打ち終わりにタノンサックが右を合わせる。

中間採点はユナニマスでタノンサック。

5ラウンド、直線的なファハルドに対し、タノンサックは前後左右に動き的を絞らせない。

6ラウンド、タノンサックのジャブが良い。ファハルドは空回り気味。大きくバランスを崩す場面も。

7ラウンド、タノンサックのジャブ、1-2にファハルドは翻弄される。ファハルド、右の大振りが目立つ。

8ラウンド、焦りの見えるファハルドは右を振り回すが当たらない。タノンサックもこのラウンドはこれまでよりヒットは少ないが、全く貰っていない。

中間採点はユナニマスでタノンサック。

9ラウンド、共に右を当てるがタノンサックの方が深く入る。

10ラウンド、後のないファハルドは力付くの左フックでダウンを奪う。     




だがタノンサックは立ち上がる。

11ラウンド、タノンサックはジャブから右を上下に打ち分ける。

ラストラウンド、ポイント不利のファハルドだが狙い過ぎて手が出ない。最後までタノンサックのペースのまま試合終了。

判定はユナニマスでタノンサックが新王者に。

当時のWBA王者 京口紘人に挑戦出来る筈が前日に流れた不運があった。それだけに一度は世界のチャンスが与えられてほしい。