ティム・チューVSセバスチャン・フンドラ(WBO.WBCSウェルター級) | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

四大世界戦のメインはオーストラリアのスター、ティム・チューが登場。相手は親日家 キース・サーマンからセバスチャン・フンドラに変更。


余りにもスタイルの違う相手に変更となったチューの戦略が気になる所。


初回、分かってはいたが体格差が際立つ。チューは右ボディストレートを狙い、フンドラは普段より右ジャブを多用する。

互いに利き腕のストレートを一発当てる。

2ラウンド、チューが右を上下に打ち分ける。ここから返しの左フックがほしい。チュー、フンドラの左肘が額の生え際辺りにぶつかりカット。大流血。

3ラウンド、チューは流血で視界が遮られたのか距離感が悪い。フンドラのジャブを貰う。

4ラウンド、両者血塗れ。フンドラの右ジャブがペースを握る。

5ラウンド、フンドラはひたすら右ジャブから左ストレートを放つ。これまでより距離を取る。

6ラウンド、チュー、流血に慣れたのか右ストレートが再びヒットし始める。

7ラウンド、フンドラのジャブにチューは近付けない。

8ラウンド、チューは強引に距離を詰めて左を放つ。

9ラウンド、フンドラは前に出ながら右ジャブを放つ。チューには苦しい展開。

10ラウンド、チューの右ボディストレートも良いが、フンドラのジャブも貰う。

11ラウンド、フンドラの右ジャブがペースを掴む。

ラストラウンド残り1分、チューは強引に前に出る。だがフンドラはひたすら右を突く中、試合終了。

判定はスプリットでフンドラ。

チューには不運な試合だった。
再戦条項があるかは分からないが、リマッチを期待したい。