四大世界戦3試合目。
短躯のイサック・クルスがウェイトを上げてSライト級で挑戦。クラスを下げるならともかく、上げて挑戦するとは驚き。
王者はローランド・ロメロ。ジャーボンテ・デービスに敗れた選手同士の対決。
初回、クルスはいつも通り前に出て左右フックを振るう。これしか戦法はない。
上手く避けていたロメロだが左フックを貰い大ダメージ。長い1分間を堪える。
2ラウンド、ロメロはダメージから回復。クルスのフックが届かない距離から手を出す。
3ラウンド、クルスはロメロの足に苦しむ。接近戦に持ち込みたいクルスは踏み込みに工夫がほしい。
4ラウンド、ロメロは右を多用。左は軽く伸ばすだけ。左拳を傷めた?
5ラウンド、ロメロはホールドで減点1。クルスのボディが効いている。
6ラウンド、クルスの前進は続く。ロメロの後退が目立つ。
7ラウンド、クルスのフックを浴びてロメロの身体が泳ぐ。ロメロ、ストップ寸前。
8ラウンド、クルスのテープが剥がれて中断後、クルスは猛ラッシュ。
WOWOWでは映らなかったがWBA暫定王者 イスマエル・バロッサは来場している。次は魅惑の強打者対決?
楽しみな王者が誕生した。