いよいよ今週末、井岡一翔、井上尚弥の後を担うであろう3人のボクサーがリングに上がる。
一番手は田中恒成。相手はクリスチャン・バカセグア。空位となるWBO王座決定戦。
バカセグア、田中戦が決まるまで全然、知らない選手だった。映像を3試合見たが………誉める所がないボクサーを「しぶとい選手」と表現されるがまさにそんな感じ。パンチが無駄に大きく、スピードもない。
田中のスピード、回転力があればバカセグアが一発振るう間に三発打てそう。それだけ力量差は大きい。
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井上尚弥や井岡一翔でもここまで一方的な予想にならない。余程のポカをしない限り、田中の四階級制覇は固い。バカセグアはワンパンチがある訳ではないのでポカの可能性も限りなく低い。
WBOだけの四階級制覇………なんだかなぁ。
因みにIBF王者 フェルナンド・マルチネスへの挑戦を宣言していたのにWBO王座決定戦出場になったのは何故だろう?、と考える人がいるかもしれない。
アンチ井岡なら逃げただの中谷の返上待ちだの言いそう。
日本でも海外でも報道されていないが、中南米の選手を抱える某マネージャーからはマルチネスは御家族の事情で試合が出来る精神状態にないと聞いている。
その御家族の事情が凄絶過ぎるので詳しく書けないが、初めてその話を聞いてからもう2ヶ月近く。そろそろ心の傷は癒えるかもしれないが。
マルチネスが復活し(復活は難しいとは聞いているが)、田中が統一戦で勝つ位しないと、大敗した井岡がいる以上、勝っても世界王者に相応しい待遇は受けられないかもしれない。
四階級制覇を通過点と書いたらアレクシス・アルゲリョファンに怒られそうだ。
田中恒成の目標は王座統一ではなく、5階級制覇と聞いている。帝拳傘下に入った以上、恐らく、バカセグアに負ける様ならもうチャンスは貰えない。
勝ち方が問われる一戦だ。