アドリアン・クリエルVSシンベナティ・ノンシンガ再戦(IBFライトフライ級)” | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

この試合、日本時間18日(昨日)に行われると勘違いしていた。
昨日午前10時、そろそろ配信開始かと思いDAZNに接続したら………土曜日開催となっており驚いた。
それでも結果を知らずにアンダーから全て見れたのでヨシとしよう。

メインはダイレクトリマッチ。
初戦の観戦記はこちら↓
軽量級史に残る派手なKOでクリエルが大番狂わせを起こした。ノンシンガの脆さと自信の欠如が気になる一戦。

初回、互いにガードを固めて接近戦。長い腕を折り畳み器用にボディ、アッパーを放つノンシンガが優勢。

2.3ラウンド、クリエルの突貫が上回る。強烈な左ボディを打ち込む。ノンシンガ、ロープを背にする時間が長い。

4ラウンド、印象が悪いと考えたのかノンシンガはリング中央にクリエルを押し返す。

5ラウンド、クリエルの前進は止まらない。だが左ボディ以外のヒットは少ない。

6.7ラウンド、ノンシンガ、下がりながらもインサイドから小さなボディをコツコツ当てる。

8ラウンド、ノンシンガの右がクリエルの顎を貫く。クリエル、構わず前に出るが動きが鈍る。

9ラウンドラスト10秒、ノンシンガの左フック2発でクリエルはダウン寸前。

10ラウンド、ノンシンガの右フックが炸裂。ロープに詰まるクリエルに連打を浴びせダウンを奪う。


再開後、コーナーに詰めてノンシンガは更に連打。

見兼ねたレフェリーがストップ。

ノンシンガ、王座返り咲き。

前戦では意外な脆さを見せたノンシンガだが、今回は逆に逞しさを見せた。また10ラウンド、あれだけボディを叩かれながら高速連打を繰り出せたのはお見事。

寺地拳四朗、矢吹正道、谷口将隆、岩田翔吉を抱える日本ボクシング界には気になる存在。

指名試合であるクリスチャン・アラネタとの再戦をクリアしたら日本登場はあるかも。