【中編】出来ない事をやろうとしない方が良い | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

前回の続き。


既存のJBCルール、JPBAの規則も守れないのに新たな規則、それも非常に管理の難しい物を作っても混乱するだけ。私は大麻云々より以下の項目を真剣に議論してほしい。


ケース①非ボクシング行為?


以前、JBCが関与しないボクシングを非ボクシング行為である、とJBC、JPBAが共同で声明を出した。

何様のつもりだ。

時を置かずして、LEGENDなるアマチュア・プロ合同のスパーリング大会を開催したが、JPBAは協力する始末。誰も罰せられない。非ボクシング行為を糾弾しながら自ら非ボクシング行為に協力する。

これはどう解釈したらいいのだろう?

個人的には金の取れるスパーリングは賛成。オヤジファイトもジムの経営(練習生増)に一役も二役も買っている。

声明を取り下げたら?



ケース②名義貸し


名義貸し禁止は本来、JBC非加盟のジムの選手を試合に出場させない為の物だ。それが良いか悪いかは次のケース3の話。

一方、JBC加盟ジム同士で選手の預けあいをするのはOKなのだろうか?

本来、所属ジムの管理が行き届かない為、禁止だったはず。寺地拳四朗はBMBジム所属だが、事実上、三迫ジム所属。

村田諒太は三迫ジム所属だったが、事実上、帝拳ジム所属(後に帝拳移籍)。これは良いのだろうか?



ケース③加盟金1000万円


昔は既存の近隣のボクシングジム会長から許可を得ないとJPBAに加盟出来なかった。これが独禁法に触れるとして加盟金を1000万円、元チャンピオン達は300~500万を支払わなければならない。ロシアでも中国でもこんな酷いルールがある国は無いだろう。共産国より閉鎖的。

ボクシングファンを少なくしたのは地上波撤退の為と考える。ボクシングの競技人口を減らしたのはこのルールの為だろう。


日本のジム制度は相撲部屋を参考にされたと読んだ事がある。

相撲部屋の問題をよく知らないが、多分、どちらの業界も非常に閉鎖的なのだろう。

更に続く。