【後編】清水聡の世界挑戦で思う事 | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

前回のあらすじ。


なんだかやるせない………。

あらすじになっている様な無い様な。


ここから本題。


愚痴は続く。

ロベイシー・ラミレスが来日するのは素直に楽しみ。だが………複雑な感情もある。


ラミレスはアイザック・ドグボエとの決定戦でタイトルを獲得したばかり。次は指名試合では?

昨年、井上尚弥と対戦する為に来日したポール・バトラーも決定戦に勝った直後、指名試合を無視。帝拳&大橋連合の興行に出場。


当の井上本人も指名試合は無視。

しかもプロモーターは

「指名試合を待ってくれ、と言えば幾らでも待って貰える。カネロと同格」と公言。

いや、カネロの方がマシだろう。カネロの今週末の試合は指名試合だ。村田諒太はもっと酷かった。


井岡一翔は5ヶ月前に指名試合をしたばかりなのに、某最大手庇護下の中谷潤人との指名試合の入札指令。


ゲンナディ・ゴロフキンも指名試合を迫られWBA.IBFタイトルを手放した。ゴロフキンがカザフスタン出身でなくアメリカ人ならば、自らGGGプロモーションなんて立ち上げなかったら………どうなっていただろう?


アマチュアエリートがこぞって帝拳、大橋ジムに入門するのがわかる気がする。しかし、その為、村田昴VS那須川天心、井上兄弟VS武居由樹VS中嶋一輝は実現しない。


志成ジムを選んだ堤駿斗は骨があるな。


私自身、本来、ルールは絶対と言う考えではない。

興行の世界だから仕方がないとも考えている。ただし、モノには限度があるが。

限度を越えたと感じたのは亀田1VSムニョス、山中VSエキスバル、村田VSゴロフキン、井上弟VSペッチ。意外と少ない? それとも多い?

皮肉にも亀田VSムニョス以外は生観戦している。


ルールを守る井岡が叩かれ、ルールを無視する面々が称賛されている記事を読むと………何だかこれまでボクシングファンと言うだけでその人物に好感を持っていたが、ボクシングファンもリング外のボクシング界も最近は嫌になってきた。勿論、ボクサーへの敬意は変わらないけど。


まだ決めていないが嫌な事ばかり目に着くので………もう拙blogは閉鎖するか、もしくは観戦記と試合予想だけにしようかと考えている。


拙blogは観戦記より考察や検証、業界への意見を書いた方が好まれている傾向がある。多くの読者様に申し訳ない気もするので迷っているがどうしたものか………。


海と釣り竿を眺めながらそんな事を考えた。



サメばかり3匹も釣れた後、チヌを1匹ゲット。

釣りは嫌な事が忘れられる。