ジョー・ジョイスVSジョセフ・パーカー(WBO暫定ヘビー級) | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

昨日のメインイベント。

世界ヘビー級タイトルに暫定王座が作られるのは嬉しくない。だがカードは興味深い。


リオの銀メダリストにしてヘビー級最大のホープ、ジョー・ジョイス。対するは元WBOヘビー級王者 ジョセフ・パーカー。ヘビー級マニア垂涎の好カードだ。


初回、ジョイスは左を突いて前に出る。パーカーもジャブをダブルで返す。



2ラウンド、パーカーの後退が目立つ。共に良い右を1発当てる。


3ラウンド、ジョイスの右フック、左ボディでパーカーはグロッキーに。意識を右下に向けさせて右フックを打ち下ろす見事な対角線コンビネーション。


4ラウンド、パーカーは下がりながら機を見て大きな一発を狙う。ラウンド終盤、パーカーの右がヒット。


5ラウンド、ボディの叩き合い。力強さはパーカーだがジョイスの方が良い角度で打つ。


6ラウンド開始のゴングと共にジョイスが攻勢をかける。ボディから顎への打ち分けが見事。


7.8ラウンド、ジョイスの正確なパンチにパーカーはロープ、コーナーに詰まる頻度が増える。


9ラウンド、ジョイスは軽いパンチをコツコツ当てる。パーカーは豪快な右アッパーをヒットさせたが見せ場はこの一発だけ。

10ラウンド、よく言えば密着戦、悪く言えばクリンチが多い。

11ラウンド、ジョイスの連打でパーカーの身体が泳ぐ。レフェリーストップはあるか?、と思った直後、ジョイスの左フックが炸裂。

パーカーは立ち上がるがストップ。

ジョイス、暫定ながら世界ヘビー級王者の歴史に名前を刻んだ。早く正王者 オレクサンダー・ウシクとの統一戦を実現させてほしい。