私的オールタイムPFP | ボクシングライフW

ボクシングライフW

趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

世界におけるオールタイムPFPの定番はシュガー・レイ・ロビンソン。では日本では?


ケサランさんのblogにどこかしらが集計したランキングが載っていたのでご紹介。



この手のランキングに正解はないけれど………………これはあまりにも………………。

一番、説得力がないのが村田の4位。PFPという概念がなく、単に身体が大きいから選ばれた様に感じる。確かに井上や井岡がどんなに優れたボクサーでも村田に勝てるとは思えない。
また、辰吉か入ると人気投票みたいに感じる………と、いつもケチばかりつけている私だが、たまには自身のPFPを考える。

🥇ファイティング原田
ジョフレに2度勝ち、当時事実上の三階級制覇。

🥈柴田国明
顎に弱点を抱えながらも、今でも通用しそうなスピードは驚異。敵地でのサルディバル撃破は原田のジョフレ連破に並ぶ偉業。

暫定🥉井上尚弥(現役)

現役の為、暫定3位。この後、上がるかも知れないし下がるかもしれない。

暫定④井岡一翔(現役)

こちらも現役だが井上と違い年齢的に評価は定まりつつある気がする。記録、対戦相手のレベルは現時点で日本最高峰。

⑤具志堅用高

当時のライトフライ級の価値を高めてくれた。世界戦14勝は立派だが井岡や井上に比べれば対戦相手のレベルは高くない。これは当時の世界タイトルが今より貴重な為、指名試合以外は比較的楽な相手を選ぶ傾向があった。

⑥渡辺二郎

頭脳派世界王者の元祖。サウスポーは右フック型、左ストレート型に分かれると思うがどちらも打てる万能型。事実上の統一王者ではあるが、特筆すべき対戦相手がラストファイトのローマンだけなのが残念。

⑦大場政夫

フライ級としては破格の体格。打ち下ろしの右ストレートが強い。

⑧長谷川穂積

勝ちに撤すればもっと上位だと思うが、性格からか打ち合ってしまう。

⑨川島郭志

敗戦を糧にディフェンスマスターに転身。

⑩勇利アルバチャコフ

強い時の勇利は本当に強い。
一方、世界王者になってからはモチベーション不足からか好不調の波が激しい。

次点  徳山昌守  

ペニャロサとの比較なら川島ではなく徳山をランクすべきかもしれないが………試合内容はどっちもどっち。

番外  サーシャ・バクティン 

どれだけ強いか最後までわからなかった。
もしかしたら上位にランクされる実力者だったかもしれない。

内山はコラレス戦が、山中はネリ戦がなければランクインさせたかも。輪島功一もポカ負けがなければ入った気がする。

同じ様に現役の井上、井岡は引退の仕方によって評価が変わりそう。今後、下がるかも知れないし、上がるかもしれない。特に無敗の井上は内山にとってのコラレスが表れれば評価はどうなるかわからない。

当時、内山がコラレスに連敗するなんて誰が想像出来ただろう?
山中は衰えの兆候が見えたので予測出来たが。

昔にも似たようなランキングを作ったかもしれないが、以降、多くの試合を見たり学んだりして変動があるので悪しからず。