気になる暫定王座決定戦 | ボクシングライフW

ボクシングライフW

趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

先般、田中がWBOスーパー王者に認定されボクシングのルールがますますややこしくなっている。WBOは下部組織や元WBO王者を異常な程に寵愛するので、そんな事をしなくてもクラスを上げれば自動的にSフライ級1位になるだろうに。ミニマム級とライトフライ級タイトルを返上した時の様に。

それとも指名試合を延期したかった?
WBOのスーパー王者はベルトの種類が少し違うだけかと思っていたが特権があるとは知らなかった。

だが特権を与えると言う事は、誰かの権利を奪う事。フライ級とSフライ級の本来のWBO1位が気の毒。

WBOに勝るとも劣らない訳のわからなさがWBA。

今週末、また意味のない暫定王座決定戦が行われる。日本にお馴染み、内山の天敵ジョスリエル・コラレスがWBASフェザー級暫定王座決定戦に出場する。

コラレスは前戦で敗れたばかりだが際どい判定だった。WBAのスーパー、レギュラー、ゴールド、暫定の各種王座の乱立は混迷を極め腹立たしいが世界戦としてより、世界ランカー同士がぶつかり合うと考えれば好カード。

その為、ランカー同士の対戦が多いWBAの世界ランキングは身内優先のWBO、メキシカン優遇のWBC、決定戦ばかりのIBFより世界ランキングはまともな方だと思っている。世界王者は滅茶苦茶だが。

さて、私個人はコラレスの対戦相手が気になる。
相手はクリス・コルバード。ブルックリンの新鋭だが実は生観戦した事がある。

ピンクのサウスポーがコルバート↓

世界ランキング上位になる程の選手とは思わなかった。どれだけ成長したか楽しみ………と言いつつ前戦の映像も見ているのだが。

意外かも知れないが、ノンタイトルでも結構な数の海外ボクシングを見ている。

意味の無い暫定王座決定戦は消えてほしい。一方で世界ランカー同士の激突は歓迎したい。

最近、WBAのタイトル乱立に、自分が望むのは世界タイトルの価値を高める事なのか?、それとも実力者同士の対決を見たいのかわからなくなり葛藤している。