『七年後 必ず迎えに来ます


誰もが最後の時がいつなのか 知らずに生きています


後悔しないで生きる道が見えたと思って


どうか 精一杯生きてください


人を愛し強くなってください


優しさに触れ 悲しみを包む心を育んでください』


夢の中で 蒼い目をした青年が 静かに言った


目が覚めても はっきりと覚えていた


冷たい口調だったのに なぜだろう怖いとは思わなかった


冷たい口調だったのに なぜだろう嫌な気持ちにはならなかった


約束の日まで あと一年




私は与えられた時の中で


ちゃんと生きてきたのだろうか?


蒼い目の彼の言葉は いつも心の中にあった


でも そんなに重かったわけでもない


他の人に比べて 私の時間は短いのだと


どうして私?


そう何度も思ったけど


答えは見つからないままだった


大切なモノを手にすることをしないで


蒼い目の彼の言う生き方はしてこなかった


だけど 最後が近くなった今ごろになって・・







初めは弱い人だと思った


一人でいつも泣いているのだから


だけど・・あの夜 ボクは気づいた


強い人なのだと



感動の涙は 誰のことも傷つけない


感情の涙は 愛しい人に哀しみを与える


だから心の奥にしまい込んで 決して人には見せない


このボクに 心を開いたんじゃない


何も関係のない ボクだったから・・


それだけのことだったんだ



『知り合い』 そんなに近い存在じゃない


顔を合わせれば 挨拶くらいする程度


どこか遠くに行くことを 告げる関係でもない


ボクが思うほど 彼女の中にボクは存在していない



ボクのことをもっと知って欲しい・・そう言ってもいい?


ボクのことをもっと求めて欲しい・・そう言ってもいい?


でも・・きっと・・


哀しそうにボクをジッと見つめて・・


去るんだろうな

あんなに好きだったのに


振り向いてもらえなくても 好きだったのに


キライになったわけじゃないけど 昨日までの想いが消えた


空っぽになった心


少し遠くに旅に出よう


小さな荷物を1つ持って


『傷心旅行?』って友達は言ったけど


なんかちょと違う



自分のことだけど考えて 


やってみたいと思っていたこと 欲張って全部挑戦してみようかな


行きたいと思っていたところ  列車に乗ってのんびりと


『どうして今?』って友達は言ったけど


タイミングってあると思うの


気がすんだら戻るから


心配しないで



こんな自分 少し驚いている


でも こんな自分 少し好きかも・・








私 自信あるよ


あなたの隣に 知らない女の人がいても


いつも通り すれ違うこと できるよ


私の気持ちは いつもあなたに向いているけど


あの日 あなたの困った顔を見た時


これ以上は 無理だと思った



これまで十分 あなたに気持ちを伝えてきたから


後悔はしてないよ



とうとう こんな日が来てしまったな~


そんな諦めに似た気持ち


知っていたんだ こんな日がやってくることを


ただ その時までは・・そう思っていた



一人 暗い部屋で ヘッドフォンのボリュームを上げる


朝になって 辺りが明るくなるのをひたすら待つ


こんな夜を過ごしたことが 数えきれないほどあったけど


これが最後


もうあなたのことで泣いたりしない


同じような繰り返しの毎日


全く同じ日は無いけれど


流されてることを知ってて どうにかすることもしようとしない


どうせ こんなものさ・・って



面倒な人間関係


いろんなタイプのキライな人たち


それも イイじゃないか・・他人なんだから


一番キライなのは 自分


これが時に 苦しい


自分が一番大事・・


自分大好き人間・・


まず自分を・・


そういう言葉の裏側で ホントウは自分が一番キライ


だから わざと言うんだ 自分が好きだって



夢を持つこともせず


必死に何かを追いかけることもせず


現実を見つめて 受け止めることもせず


ただ時間の流れの中に身を置いたまま・・


どれくらいの時間が過ぎたのかも 知ろうとしない



ある時


キライなことを認めると 重い荷物が少し減った気がした


また 逃げたのかと 自分に問いかけてみる


その先を考えるのが怖い


それでもいい 仕方ない


ここから先を進んで行く力が足りない



キライなまま ここから先 ずっと行くのは辛いぞ


どこからか声がした


誰? 誰?