2月24日に公開される

『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』ジャパンプレミアにご招待いただき

「わたし時手帖」の著者 竹中 章恵さんと一緒にお伺いしてきました。

舞台挨拶には、空海役の染谷将太さんほか。

阿部寛さん、松坂慶子さん、火野正平さん、チャン・ロンロンさん。

そして、原作者の夢枕獏さん。

監督のチェン・カイコーさんもいらしていました。

舞台挨拶とインタビューが30分程度あり、おひとり、おひとりのお話をお伺いできました。

生で見る俳優陣の方々はやっぱりステキ!

特に松坂慶子さんが、とってもお綺麗でうっとりでした。

(調べてみたら65歳とでてきたのですが、年齢不詳美女です・・・)

原作者の夢枕獏さんの小説が好きなので、はじめてお姿を拝見できてテンションがあがりました。



映画の感想ですが、映像がとてもキレイな

ファンタジーとミステリーが、かけあわさったような作品。

原作の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」とは異なった設定となっています。

空海と白楽天のやりとりは

「陰陽師」の安倍晴明と、源博雅のかけあいのようでした。

でも、陰陽師とは違って、中国映画のテイストです。

伏線がいろいろとある内容で、特に映画の最後のオチは「なるほど~!」と爽快でした。

もったいなかったのは、全編中国語。

字幕版なし、ということで・・・

日本人の俳優さん方が、せっかく中国語で収録した内容が

日本語吹き替えされていたこと。

吹き替えのこのタイミングが微妙にズレていて、違和感になっていました。

特に、主演の染谷将太さんは、すごく雰囲気がある演技をされる方なので・・・

中国語で字幕版で見たかったです。



ちなみに、構想10年。

準備に6年かかったということで・・・

映画を撮るのが、いかに大変か。

情熱がいることか?を感じた作品でもありました。

わたしも、いま「ことだま」の本を書かせていただいているところですが

作品に、どれだけのエネルギーをこめるのか。

どんな生き方をしたいのか。

自分でちゃんと選ぶ。

そんな問いをもらったように感じています。

ちなみに、空海が主役なのですが、史実とはだいぶ異なるので、純粋にフィクションとして楽しむのがおススメです!



あなたの開運を心からお祈りいたします。