国立新美術館開館10周年

安藤忠雄展―挑戦―に行ってきました。



元プロボクサー。

独学で建築を学ばれた、という異色の経歴をもつ建築家。



安藤忠雄さんは、日本を代表する建築家です。

「表参道ヒルズ」、「東急東横線 渋谷駅」、「直島 ベネッセハウス 」など・・・。



一度は、目にしたことがあるのではないかと思います。

「光の教会」 (1989年、大阪府茨木市)は、なんと原寸大での展示!



太陽の光で、十字架をあらわすという発想が、本当に素晴らしくて感動しました。

安藤忠雄さんが描かれた、デッサンの展示や

100分の1スケールの模型。

巨大な建築物が、どのようにして完成していったかがよく分かる、アートのような映像。

自分の知らない世界の数々に、心が広がっていくのを感じ

「表現方法は違うけれど、わたしもこんな価値を世界に提供させていただきたい」

という尊敬と、憧れを感じました。

もともと好きだった、安藤さんのことが、さらに大好きになりました。

帰りに、ANDO建築作品にまつわるオリジナルグッズのなかから

展覧会図録「安藤忠雄展-挑戦-」を購入。



なんと、1冊、1冊。

すべて、直筆のサイン付きです!

光の教会、住吉の長屋、ベネッセハウスの3種類のイラストがありましたが

迷わず、「光の教会」を選びました。

「光の教会」のイラストにも、いろいろな、色使いのものがあったので迷ったのですが・・・

青の使い方が、美しいこちらを選ばせていただきました。



(黄色や、オレンジの光のものもありました)

建築という枠組みを超え、社会活動への旺盛な取り組みをおこなわれている、安藤忠雄さん。

完成後の建物の周辺環境整備から、地元大阪でのまちづくり活動。

さらには瀬戸内海沿岸、東京湾岸部での環境再生運動まで、建築づくり=環境づくりと考えていらっしゃるそうです。



建築物が、社会におよぼす影響までを考えるなんて・・・

ため息がでるほど、カッコイイです!

わたしも、そんな広い視野と見識をもてるよう意識をさせていただきたいと感じました。

理想は高くていいはず(笑)

原寸大の「光の教会」が、あまりに素晴らしくて



世界中にある、ANDO建築作品を見に行きたいという、夢ができました。

今回の展示会は

建築から、広がる未来。

自分の将来や、在りたい姿までを考えさせられる、とっても贅沢な時間でした。

展覧会図録をみながら、またゆっくりと楽しみたいと思います。



あなたの開運を心からお祈りいたします。