今日は、「祝」と「呪」のエネルギーについてお伝えしたいと思います。

「呪」という言葉は、もともと形のないものを第三者が言葉(言霊)によって縛ること。として使用されていました。

夢枕獏さんの「陰陽師」の中で、安倍晴明は「この世で一番短い呪」は「名前」だと言っています。
「眼に見えぬものさえ名という呪で縛ることができる」と。。。。。

この場合の「呪」は、エネルギーを縛るという意味で、「呪い」の意味は含まれていません。

現代では、人の幸福を喜ぶことを『祝』、人の不幸を願うことを『呪』と区別しています。

呪と祝の漢字の成り立ちについて、興味深いことを見つけたのでシェアします。

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【祝】シュク・シュウ・チョ

「示(祭壇)+兄(人のひざまずいたさま)」で、祭壇でのりとを告げる神職をあらわす。

兄(シュク)が原字で、口と人(儿)とから成り、神おろしをする巫女、ひいて、「のる」意を表す。のち兄(ケイ)と区別するため、示を増し加えた。


【呪】ジュ・シュ・シュウ

「口+兄(大きい頭の人)」もと、祝と同じで、人が神前で祈りの文句を唱えること。のちに、祝は幸いを祈る場合、呪は不幸を祈る場合に分用されるようになった。

現在の「呪」の「兄」は「祝」の省略形。「呪」という字を新たに作る際に「祝」の本来の形である「兄(シュク)」に戻した。

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つまり、「祝」と「呪」という漢字は、正反対なようでいて家族なのです。

そして、どちらの働きになるかを決めるのは、その言葉を使う人の心のエネルギーの働きのではないかと感じます。

言葉が持つエネルギー×言葉を使う人の心のエネルギー

=ことだまのエネルギー


人の想いのエネルギーで、ことだまは「祝」にも「呪」にも働く・・・

言葉は、魔法のアイテムですが、それを使うのは人。

人の心のレベルによって、違う効果をもたらします。

つまり、人の心は「言葉のエネルギー」の増幅装置なのだと思います。


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