元介護職員のかなちんです。
母親の介護を通して娘目線と
介護予備軍も控えています
がんばりすぎない程度にがんばる
2023年 5月
実家のある地域は
少し前まで暖房をつけていたのに
5月の末には暑い日が続き
母の部屋の温度は30℃越え!!
汗だくでのオムツ交換で
体力消耗の日が続きました![]()
暑さに弱い私にとって
エアコンなしの夏なんて
絶対に無理!
娘たちが赤ちゃんの頃に使っていた湿温度計。
現役です![]()
「実家」といっても、
私が育った家ではありません。
母と継父が、夫婦で購入した家です。
生活スペースは1階にまとまっていて、
エアコンは1台だけ。
これまでは、その1台で
夏もなんとかなっていました。
日中はエアコンのあるリビングで過ごし、
夜だけ寝室に行く。
寝室の和室はリビングからの続き間なので
全く冷えてないわけではないのです。
母が介護ベッドでの生活になり
寝室にベッドを置きました。
そこは南向きの部屋で、日中は日差しが入り、
かなり暑くなるため、
エアコンの風もなかなか届かず、
涼しさが感じられない状態でした。
熱がりの母は、
わずかな蒸し暑さでもつらそう。
私も暑さに弱く、2階の寝室では
扇風機とアイスノンで
なんとかしのぎました。
けれど、暑さで夜中に何度も
目が覚めるようになり、
「このまま夏を越せるのだろうか」
と不安がつのりました。
高熱を出した時のこともあるし
また、私が体調を崩したら
母の介護はできなくなるので
本末転倒です!
かといって、
継父に設備投資の余力はなさそう。
もし、実家の住環境がもう少し整っていれば、
なんとか夏を乗り切れたかもしれません。
でも、今の状況で無理を重ねるのは、
母にとっても、私にとっても良くない。
お互いの体調を守るため
そして介護を続けるためにも、
無理をしない選択として、夏の間だけ
老健にお世話になることを決めました。
老健の長期入所(ロングステイ)は、
基本3ヶ月~6ヶ月です。
施設にもよるかもしれませんが
夏は、冬より入りやすいです。
(元の職場はそうでした)
私としての候補は2ヶ所。
母が退院時の越冬入所では
お世話になれなかったけど
申込みをした時に
とても丁寧に
対応してくれたところです。
当時、8ヶ所に申し込んで、
返事をくれたのは3ヶ所‼
他の施設は申し込み時の対応だけで
その後は連絡すらなかった。
連絡がない=満床
なのかもだけど、
私の中では
「不親切!」に感じ、
モヤモヤ感が残りました。
越冬入所でお世話になった老健は
総合病院の系列の新しい施設。
全部屋個室で、広いしきれいだけど
お値段もそれなりでした。
ちょっと富裕層向け?
背に腹は変えられないので
お世話になりましたが
正直、もう一度お世話になりたいとは
思いませんでした。
老健A
母が入院していた病院と同じ系列の施設。
・メリット
主治医と連絡が取りやすい。
主治医の意見書は相談員さんが取ってくれるとのこと。
・デメリット
自宅からちょっと遠い。
申し込みの問い合わせをしたら
早速、実調にいらしてくださいました。
スムーズに行けば、
6月末からご案内できますとのこと。
基本は、3ヶ月だから
退所のタイミングと冬の申し込みは
間に合うんだろうか?
ちょっと不安…
担当の方には
ケアマネさんの居宅事業所の系列の
老健Bにも希望を出していることを伝えました。
施設の経営上、
空きベッドは出したくないから
できるなら入ってほしいよね。
(これも元職場あるある)
老健B
ケアマネさんの居宅事業所の系列の施設。
メリット
・施設内に居宅介護事業所がある。
・ケアマネさんが様子を見に行きやすい。
・在宅、施設介護が同じ系列なので連携が取りやすい。
・長期的にみて、施設の方との関係性が深まりやすい。
デメリット
・通所(デイケア)は機械浴の対応をしていないため、母は利用できない。
ケアマネさんとは話を進めていたけど
老健Aにも打診していることを伝える。
判定会では、
母を取り巻く環境を考慮してくださり
なんと、夏から翌春まで
お世話になれることになったんです‼
改めて、冬の申し込みはしなくていいし
願ったり叶ったりで感謝感激でした。
とりあえず、夏の暑さをしのげる
整った環境で安全に過ごせることが
私の安心材料になりました。
同時にケアマネさんには、
特養に申し込んだことを伝えました。
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