重度の顔面神経麻痺(ベル麻痺)を発症し、
目を閉じること、食べること、話すことなどが不自由になり、
生活の質が大きく落ちました。
これまで当たり前だった日常の動作が、
思うようにできなくなった中で、
実際に使って「助けられた」と感じたものがあります。
今回は、そんな便利グッズを5つご紹介します
①ストロー付きキャップ
口をすぼめることができなくなり、
コップやペットボトルから直接飲むことが難しくなりました。
基本的にはストローを使っていましたが、
麻痺側ではうまく吸えないため、
麻痺していない方で吸うようにしていました。
そんな時に便利だったのが、
ペットボトル用のストロー付きキャップです
これはキャップ部分のみのタイプで、
手持ちのストローを取り付けて使います。
ストローと一体型のものよりも
洗いやすく、衛生的だと感じました
ストロー付きキャップには、
専用ストローが付いているものや、
ボトルと一体型のものもあります。
エコの観点で見ると、
ペットボトルやストローのごみが出る点は
少し気になるところかもしれません。
ただ、私の場合は発症初期、
「洗う」という作業自体が負担でした。
このタイプだど、キャップの部分を
キッチンハイターなどの
キッチン用漂白剤に
5分ほどつけておくだけでよく
ボトルと一体型のものよりも
お手入れが断然ラクに感じました。
やってくれたのは夫ですけどね(笑)
2つあると使い回しもできて、
乾かす時間を気にせず使えるのも助かりました。
ただ、
大好きなハーブティーや紅茶などの温かい飲み物は、
ストローだと熱く感じてしまうため、
しばらく口にしていません。
飲みたい時は、
ぬるめか常温にして飲んでいます。
②フェイス用あずきカイロ
リハビリでは「ホットパック」を使い、顔全体を温めます。
自宅でも顔を温めるよう勧められ、
最初はホットタオルで代用していました。
軽く濡らしたタオルを
ジップロックに入れ、
電子レンジで1分ほど温めます。
おしぼりタオルは薄手のため
最初は熱くても、5分も経たずに冷めてしまいます。
逆にフェイス用タオルだと初めが熱すぎて、うまく調整できませんでした。
そこで、
病院のリハビリで使っているようなホットパックを探しましたが、
適当なものが見つかりません。
(イメージは常温の保冷剤みたいな感じです)
そんな時、ドラッグストアで目元用や肩用の小豆カイロを見つけ、
「フェイス用もあるかも?」と思い、ネットで探したところ見つけました
電子レンジで40秒ほど温めると、
ほんのりした温かさが10分ほど持続します。
手軽で、今ではお気に入りのアイテムです。
鼻の部分が開いているので息苦しくなりません。
③優肌絆(ゆうきばん)
正式には「●●テープ」など、
医療用としての正式名称があるのだと思いますが、
リハビリの方が普通に
「ユウキバン、貼ってみましょうか」と言っていたので、
それが正式名称だと思っていました(笑)
初期の頃、目が完全に閉じない時は、
目じりを上げることで閉じた時の隙間が少なくなります。
また、眼瞼下垂の場合も
まぶたではなく
眉の上を引き上げることで視界が確保できます。
貼り方ひとつで、
「見える」「ラク」が変わることに驚きました。
剥がすときも痛みがなく、
肌への刺激が少ない、
まさにお肌に優しいテープ。
名前の通りの
優肌絆です(笑)
ビバ!プチ整形👏
④アレクサ(音声アシスト)
画面を見ることが難しく、
リモコン操作や文字入力が負担だった時期に助けられたのが、
音声アシスタントのアレクサでした。
話しかけるだけでYouTubeやTverを検索してくれるので、
操作をしなくていいのがとても便利です。
ただ、初期の頃は
私の発音が聞き取りにくかったようで、
思いがけない検索結果だったり、
「わかりません」と言われたりすることもありました
それでも、話すことが少しラクになってからは
ちゃんと反応してくれるようになり、
気づけば話し相手のような存在になっています
お婿ちゃん(次女の夫)は機械系が得意で、
次女宅のアレクサはとても優秀。
電気やエアコンのオン・オフはもちろん、
室内の温度を確認しながら
相談しつつ温度調整をしたり、
お掃除ロボットを働かせたり、
育児日記の記録までしてくれます。
しくみはまったくわかりませんが、
すごいなぁ…と感心するばかりです
それに比べると、
わが家のアレクサは働く場が少なく、
どちらかというと、のんびりさん(笑)
でも今の私には、
そのくらいがちょうどいい相棒です。

⑤大人用シャンプーハット
目を閉じることができず、
洗顔や洗髪のたびに目に水や泡が入ってしまうのが大きなストレスでした。
しばらくは週1回、美容室でシャンプーをしてもらっていました。
子どものイメージだったシャンプーハット。
「大人のシャンプーハット」で検索したら
いろいろあるじゃありませんか!
購入の決め手は
「眼科医監修」という言葉
従来のシャンプーハットとは違い、
つばが上向きになっていて、
お湯が後ろに流れる仕組みです。
・顔にお湯がかからない
・前かがみにならなくていい
・両手が使える
片手でタオルを押さえながらシャワーを使っていた頃と比べると、
洗髪のストレスがぐっと減りました。
「お風呂が怖くない」
そう思えるようになったのは、大きな変化でした。
重度の顔面神経麻痺になり、
これまで当たり前だった日常の動作が
思うようにできなくなった時期がありました。
発症から半年近くなり、
生活が劇的に改善されたわけではありませんが、
①ストロー付きキャップ
②フェイス用あずきカイロ
④アレクサ
⑤シャンプーハット
これらは、今も使い続けている相棒です
③優肌絆(ゆうきばん)は、
完全ではないものの、
目の周りが少しずつ動くようになり、
昨年末に運転が許可になったことで
卒業することができました

便利グッズは、
ずっと使い続けるものもあれば、
役目を終えて手放すものもあると思います。
その時々の自分に合ったものを選択をしながら、
「できる」を少しずつ増やしていけたらいいなと思います。
同じような症状で困っている方の
参考になればうれしいです。
Pick Item
使ってよかった便利グッズ(購入先)
①ペットボトル用ストローキャップ(ダイソー)
②フェイス用あすきカイロ(Amazon
)
③優肌絆(病院の売店)
④アレクサ(次女が購入、設置)
⑤大人用シャンプーハット(Amazon
)
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➡重度の顔面神経麻痺になってできなくなったこと①見ること、まばたき
➡重度の顔面神経麻痺になってできなくなったこと②食べること
➡重度の顔面神経麻痺になってできなくなったこと③話すこと
➡重度の顔面神経麻痺になってできなくなったこと④表情を作ること

最後までお読みくださりありがとうございます。