こんにちは。ささみです🍰
ベストセラー本の嫌われる勇気📕
この本は課題の分離、信頼の考え方を
私に教えてくれました
課題の分離とは、
相手の問題を勝手に自分の問題にして
乗っ取らないということ。
たとえば、早く起きないと
旦那が会社に遅刻する
そうならないように私が一生懸命
起こしても、旦那は起きない。
そして私がめっちゃイライラする。
みたいな場面
この時、起きなくて遅刻して
困るのは旦那の問題。
時間通り起きるも起きないも
旦那が選ぶ。
その上で遅刻したら謝るのは旦那。
私は、旦那が怒られないように
代わりに早く起きてあげることは
できない。
旦那が遅刻しても
責任をとってあげることも
私にはできない。
私は彼が遅刻しようがしまいが
本当は何にも関係がないんです。
これは旦那自身の課題だから。
この感覚で不倫について考えた時に
被害者意識から少し抜けられる
感覚になれました。
旦那が不倫をした原因の一部は
私にあったのかもしれない。
だけど、実際に行動に移したのは
旦那が選択したこと。
不倫することを通して
自分にも、自分以外の周りの人
全員にも嘘をつき続けて生きること。
バレて人からの信頼を失うこと。
自分の心を蝕むこと。
私ではなく、旦那が選んだ。
それをコントロールして
やめさせる権利は、私にはない。
旦那自身がその課題を解決することを
他人の私が奪ってはいけないんだと
わかったんです。
切り離すような感覚で冷たいな
と思っていましたが、
相手の課題を解決してあげることは
優しさというより癒着だったんだと
気づきました。
相手の課題と自分の課題を
分けて考えること。
それは自分の人生に集中する
ということなんだと思います。
たとえ旦那だとしても、
人に構ってる場合じゃない。
自分の人生に責任を持てという
メッセージだと私は受け取りました。
自分と相手の課題を分けることで
私のせいでこんなことが起きたんだ
という自分責めの意識から
少し心が楽になりました。
もうひとつ、私の心を救ってくれた考え方。
それは信頼についてです。
信用と信頼はなにがちがうのか
について書かれた箇所が参考になりました。
●他者を信じるにあたって、
一切の条件をつけないことが"信頼"
その人の実績に基づいて
信じることが"信用"
●あなたがその人との関係を
良くしたいと思っている人には
無条件の"信頼"を寄せる。
●信頼を寄せた相手から
裏切られるかもしれない恐怖を
踏み越える勇気は自己受容。
裏切るかどうかは相手の課題で
自分にはどうすることもできない。
●無条件の信頼を寄せた相手に
裏切られた時の怒りや悲しみについて。
→悲しい時は思い切り悲しめばいい。
悲しみや痛みを避けようとするから
誰とも深い関係を築くことができない。
信じるも疑うも自分で決めることができる。
裏切られた悲しみを、
最も受け止めてほしかった旦那に
受け止めてもらえない。
どうやってこの苦しみから
抜け出せばいいのかわからなくて、
私は悲しみを味わうことが
とにかく怖かったんです。
だけどこの考え方に出会って、
悲しみは思い切り味わっていいし、
自分で受け止めたらいいんだ。
自分でどうにでもできるんだという
パワフルさを感じました。
旦那に裏切られて、
たくさん話してもう一度夫婦として
一緒にいることにしました。
だけどまた裏切られたら
と思うと怖くて
もう2度とこの人に心は開かないと
決意した時もありました。
ただ生活のために一緒にいる。
何かあってもすぐ身動きが取れるように
深く関わらない。
これが1番いいと思いました。
だけどその代わり、心からの関係を
この人と紡ぐことはもう2度とできない。
それがすごく悲しかったです。
ここで悲しいって思う私は、
この人が好きなんだなぁ。
こんなに裏切られても大好きなんだ。
だけど自分の気持ちを認めて、
裏切られたら怖い。
そっか。
悲しかったら私が私を受け止めるから
思いっきり泣けばいいか。
がんじがらめの心を
やっと直視できたことで
私はまたひとつ
前に進めたなと思います。
今も裏切られることはとっても怖いです。
でも、私は旦那と心が繋がる夫婦で
ありたいと願いました。
相手に裏切られるかもしれない恐怖は
自己受容で踏み越える。
悲しい時は思い切り悲しめばいい。
少しずつ夫婦仲は修復しつつある今。
裏切られたことはまだ悲しくてつらい。
だけどたくさん悲しんでいいんだと、
私が私に許してくれています。
裏切られたことはぜんぶぜーんぶ
私が本当の私に戻るためのきっかけ。
大丈夫、大丈夫。
今はそう思って生きているところです。
今日も読んでくださり
ありがとうございました
ささみ🍰