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江原一雄市議会ニュース127

市報4月号掲載「大学設置に関する市の考え」の是非を問う声

 

武雄市が発行している市報4月号に(左側写真)「大学設置に関する市の考え」が掲載されています。企画政策課大学設置支援室の記事です。

令和8年度春の開学をめざす「武雄アジア大学(仮称)」について、設置・運営主体の学校法人旭学園から基本構想や完成予想図が発表されました。この基本構想をもとに令和6年10月に大学設置認可申請が行われます。また、市では、この基本構想を受け、大学がもたらすまちへの効果や大学設置の実現に向けた支援の考え方をまとめるとともに、2月27日に武雄市議会の「大学設置に関する特別委員会」でこの考え方を説明しました。今後、市民の皆さまから

もご意見をいただきながら、大学設置に関して進めてまいります。そして、まちへの効果、支援について、市内への各種効果、

武雄アジア大学設置構想について掲載されています。この記事については、大学設置に対して市民の間でも是非が問われているときメリットばかりの市報の内容に是非が問われています。

国への5億円申請、「不採択」

武雄市は、大学設置の補助金申請として国に事業名「デジタル田園都市国家構想交付金・地方創生拠点整備タイプ」5億円を申請していました。3月28日に、内閣府から採択の結果は「不採択」するとの通知が連絡されました。不採択の理由は、「課題分析が不十分であり、事業の必要性が読み取れない。自立性について、定量的な記載が不足している」とされています。驚くのは、事業の必要性が読み取れない。とは、市長が突発的に前のめり、学校法人旭学園の拙速さが見透かされているのではないでしょうか。

国の支援がなければ再協議!

2月27日の「大学設置に関する特別委員会」で支援額については、武雄市の財政支援想定額は、補助金としての約13億円を想定。財源は「合併振興基金」現在値12億4222万9千円で充当額約7億円。と「土地開発基金」現在値8億6600万3千円で充当額約6億円合計、約13億円を充てる。

国や県の支援について①国の支援「デジタル田園都市国家構想交付金地方創生拠点整備タイプ」を申請中、補助額5億円②県の支援、「市と旭学園双方より県への支援を求めている状況。との説明で最後に、国と県の支援内容を受けて、市の支援内容は旭学園と再協議する。となっています。この再協議とは何を示しているのでしょうか。武雄市の支援額約13億円が今後の推移で動くことがあるということでしょうか。13億円も大変な額なのに。

 

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