江原一雄市議会ニュース126 | 日本共産党武雄市議会議員☆江原一雄のブログ

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江原一雄市議会ニュース126

小松市長の政治姿勢を問う、武雄市当初予算263億9475万円

3月定例市議会最終日、反対討論に立つ江原議員(議事録から要旨)

江原議員 第26号議案 令和6年度武雄市一般会計予算を定めることについて、反対の討論を申し上げます。当初予算は、歳入歳出総額263億9475万円と、前年度比 55・5%増の予算となっています。

市長は3月4日定例会初日、市長提案事項説明演告で、本年4月から学校給食費の改定を行う中、激変緩和措置として給食費増額分の半額を補助する、1959万6千円を計上し、保護者負担の軽減予算となっています。また、生ごみの原料堆肥化、再資源化のため、215万円を復活、予算計上されております。市民福祉の向上と市民の願いに応えたものの予算となっているのではないでしょうか。

しかし一方で、13億円、大学設置に関する支援を表明されています。

今年度予算を定めることについての反対の理由の第1は、21項1目2節の総務費の給料で、山内・北方両サービスセンターの職員給与費を9月分までしか予算計上されておりません。この間、窓口業務を民間委託し、さらに、山内・北方両サービスセンターの窓口業務の廃止を強行しようとしています。区長会等に説明したから強行とは、市民は納得していません。市長が進めるコストカットであり、中止を求め、継続のための予算措置を800万円求めるものであります。

反対の理由の第2は、令和6年度一般会計当初予算の継続費、袴野地区地すべり対策事業8億6200万円の事業は、もともと、平成29年から始まった新工業団地造成工事の中で、令和4年3月から4月に起きた地すべりが原因であり要因ですから、一般会計でなく、特別会計で事業はやるべきではないでしょうか。

反対の理由の第3は、10款1項3目7節の官民一体型学校づくり、花まる学校づくりの関係予算に反対であります。前市長が独断で進めたこの教育方針は、ただちに中止し、撤回するよう求めるものであります。

反対の理由の第4は、前市長が民間委託を独断で進めた、10款5項4目12節.図書館・歴 史資料館指定管理料1億8899万3千円の計上、支出に反対であります。そして、歳入のなかの行政財産目的外使用料の中の図書館本館、こども図書館に関わるエントランスホール、図書及び物の販売スペース、カフェテラススペースに利用されている面積509平方メートルの使用料として448万255円を減額2分の1しているのは撤廃すべきであり、100%の徴収金として、896万 510円を徴収すべきであります。この間、明らかに、出てきた、法定外公共物占用料の中で、70 円を、100円徴収している実態が問われています。不公平な徴収は正すべきであります。年間365日、9時から21時の営業日時であり、文化会館の閉館日のある業者と同じく50%減額にすべきではありません。以上、反対の理由を申し上げ令和6年度武雄市一般会計当初予算を定めることに反対の討論といたします。

賛成討論に江口議員が立ち、採決の結果反対1賛成18の賛成多数で可決しました。