さすが、こっちゃん&ありちゃん
さすが、星組
やっぱり凄かった〜
ちょっとだけ感想を綴りますので、ネタバレしたくない方はスクロールしないでくださいね
あの3時間余りの壮大な映画を世界観は失わずに短縮しながら少し改変し、残酷なシーンはうまくカモフラージュし、そして…あの"ナートゥダンス"は宝塚らしく華やかに仕上がっていて最高でした
ビームとラーマが出会うシーンは映画では躍動感に溢れかなり見応えのあるシーンだったので、これをどうやって舞台で表現するのだろう…と思っていたのですが、ここの演出も見事な宝塚版になっていて、2人が手をガシッと繋ぐ力強さは映画さながら
映画では"ナートゥダンス"が締める割合は意外と少なかったけれど、宝塚版はここが見せ場！と最高のボルテージで舞台と客席が一体となって盛り上がっているのが画面越しにも伝わってきて楽しかった〜
高いスキルと凄い運動量が必要なダンスで体力的には過酷なのだと思いますが、楽しげに踊り続けているのがさすがでした
こっちゃんとありちゃんはもちろん、星組生のダンスに掛ける情熱に感動です
ドレスを着た娘役群舞の"ナートゥダンス"もステキでした
ありちゃんラーマに鞭で打たれるこっちゃんビーム…ここでこっちゃんが歌った「コムラム ビームよ〜♪」は映画でもとても印象に残った哀愁のある力強い曲で大好きなのですが、それがこっちゃんの歌声で聴けるなんて…鳥肌ものでした
歌声といえば、イギリス人たちに拐われた少女マッリの歌と美しいメロディも映画版でウットリと聞いていましたが、るりちゃんの歌声はマッリそのもので美しかった〜
なこちゃんジェニーの美しさも、ちづるちゃんシータの可憐さも映画版さながらでした
そして、極美慎くん演じるジェイクは映画版よりずっと良い人になっていて大活躍だったのも最高
映画『RRR』ファンの方々が宝塚版を絶賛しているレポをSNSで沢山見かけ、宝塚ファンとして誇らしいです
「美形！足が長い！」という驚きや、配信で観た方々の「生の舞台を観たくなった！宝塚の沼にハマりそう…」という感想も多く嬉しい限り
(「ラーマ役の人が二幕では女装してて、雷に打たれたぐらい驚いた‼︎」という呟きもお見かけしました
)
ワタクシも星組が公演するのをキッカケに初めてインド映画を見ましたし、実際に見てみたらその面白さに驚いたので、お互いに世界が広がったのではないでしょうか
宝塚版を観た今、改めてまた映画を見直したくなりました
そして、劇場の光と闇を描いたというショー『ヴィオレトピア』は不思議な妖しい世界が手品のように次々と現れるショーで斬新
こっちゃんのダンスはもちろん、やはり劇場が鳴る歌声はさすが
なこちゃんの黒燕尾もカッコ良く、ありちゃんのガーターベルト付き網タイツ‼︎の女役はあまりに美しくセクシーで目が釘付け
そして…ぴーすけや退団者のフェアウェルシーンには涙…
客席降りは時間も長めで、多くのお客さまと直接ハイタッチもしていてとっても楽しそうでした
終演後の退団者4名のご挨拶は、宝塚とお客さまへの愛に溢れていて素晴らしかった
それぞれのお花も個性的でステキでしたが、侑蘭粋ちゃんのお花があまり見たことがない墨色モノトーンをベースに所々に星組カラーの花が散りばめられているのに目が留まり…ゆらんらんちゃんが103期生と気づき、その心情とお花の色の意味に想いを馳せました…
何度かカテコがあり、そしてスタオベ→「お待ちかねの星組パッショーン‼︎」もあり、ラストはこっちゃん1人で緞帳前に元気に登場し最後まで盛り上がりました
東京公演を妹と2回、1人で1回観劇する予定で、しかも3列目‼︎という神席もあるので今からただただ楽しみです
東京公演の完走をお祈りしております
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