医療費高騰の中で薬剤費の比率・・、スゴいですね。
検査費用も高騰中。
PET(Positron Emission Tomography、陽電子放出断層撮影)
実費でしたら11万円程度。
でも検査は必要としても日本ほど多様な薬剤が垂れ流しのように消費されている国は他にナイと思います。
昔読んだ本です。
国民皆保険制度は、ありがたいですが薬(化学薬品)は
必要な時に必要最小限・必要最短期間で利用するのが
健康長寿の秘訣ではないでしょうか。
薬局で調剤業務をしていて思うのは当初は数種類の薬だったのに
個々の薬の主作用に隠れている副作用が発症して、その副作用を
緩和するために新しい薬が追加、そしてその追加された薬の
副作用のために又々、新しい薬が追加・・。
当初は1枚の処方せんが時には数枚「続く」と書かれてFAX送信されてきます。
こんな事例がありました。
高コレステロールの治療を する際に「心筋梗塞の防止」という短期的な効果に注目するあまり、「長生きさせる」という当初の目標を見失わないことが大事です。
茨城の老健施設で6年間 コレステロール値をフォローした報告があります。
総死亡率は180~280mg/デシリットルで最も低く、下げすぎるとむしろ死亡率が高くなるという結果 です。
「220mg/dl以下に下げる」ことは明らかに行き過ぎです。
でも実際は{**スタチン系}の高脂血症改善薬は血圧の薬と同様に死ぬまで飲まされているケース、多いですよ。
何事にね「過ぎたるは及ばざるが如し」ではないでしょうか。
血圧とコレステロールは高いことよりも低いことがアブナイ!
この大櫛先生のコレステロール値と健康長寿の統計がコレ↓。
棒グラフが高いほど短命。
そして総コレステロール値(TC)が200以下になるほど
ガン発生が多くなると言う結果。
総コレステロール値(TC)は健康長寿に必要なのです。
理想値はHDL善玉コレステロール値が50以上であれば
総コレステロール値(TC)は240~259程度。
女性は閉経したら総コレステロール値(TC)は高くなるのは
自然の摂理です。
高脂血症改善薬は降圧剤同様に副作用、多いですよ。
コレステロール値の下げすぎは、発ガン要因。
血圧の下げすぎは認知症要因。
これらは社会が証明しています。
高齢者の交通事故、平素服用している薬、知りたいですね。
これらの薬は朝食後に服用が基本。
そしてこれらの薬を飲むとボーとして正常な運転なんて
出来るはずがナイと思いませんか。
胃薬の中にはボーとするタイプがあります。
高脂血症・高血圧の薬をダラダラ漫然服用している方、
今以上に薬の種類と㎎数が増えないためには
専用の漢方薬や薬局サプリメントを活用してください。
※詳しくは当薬局の薬剤師陣に御相談ください(要予約)。
当日の御予約は時に承り出来ない事がありますので
御予約日時には余裕を下さいませ。