↓は、昭和の時代に当薬局の爺様薬剤師
(当時はYoungPharmacist)が四川省の成都で
買ってきた現物。
雄雌が一対で販売されています。
《「蛤蚧」の逸話の一つ》
《情同鴛鴦功蓋参》
和訳すると「情愛は鴛鴦(オシドリ)のように深く、補う力は高麗人参以上」
この言葉は動物性生薬の《蛤蚧》の事。
※2000年前の書籍には、こんな事が載っています。
「林の中で鳴いている大きなヤモリが居たら、それが《蛤蚧》である」と。
爬虫類で鳴くのは珍しいのですが、蛤蚧は鳴けるのだそうです。
コロナウイルス禍の前に台湾に行ったとき湖近くの林で生きた蛤蚧らしきトカゲを見ましたが赤い斑点が無いし鳴かなかったのでタダのヤモリだったかも。
この蛤蚧、鴛鴦(オシドリ)のように常に雄雌が仲良く寄り添い、捕獲されても互いに抱き合うとか。
生薬として販売されている蛤蚧は雄雌番いで1セットです。
蛤蚧酒として漬け込まれている蛤蚧も雄雌セットです。
古人は、このような事から蛤蚧は房事を助ける作用が強いであろうと崇めたそうです。
※医薬品として「蛤蚧」配合の漢方薬はコレ↓。
《双料参茸丸》
6丸入1箱=10.681円(税込)
動物性生薬価格の高騰で
10丸入よりも6丸入が高くなりました。
蛤蚧の価格上昇よりもスゴイのはコレら↓。
《冬蟲夏草》
10丸入1箱の時代の双料参茸丸。
※動物性生薬の効果はシャープです。
肺と腎が弱ったときには
当薬局の薬剤師陣に御相談下さい(要予約)。