桑の実=桑椹 | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。

近くの四番丁小学校跡地の桑の木・・、今年も実=桑椹子が実りました。

桑って部位によって効能が異なりますがお薦めは

《桑椹酒》or《桑椹ジャム》

桑の部位による効能

☆漢藥の臨床応用(中山医学院.編 神戸中医学研究会 訳.編)より抜粋

※桑椹(実)=養血祛風・補益肝腎

※桑枝(枝)=祛風通絡

※桑白皮(樹皮)&(根)=瀉肺平喘・行水消腫

※桑葉=袪散風熱・清肝明目

このように部位によって効能は異なりますが一番のお薦めは「桑の実」=「桑椹」。

壮年期以降の男性、お酒が呑めるのでしたら水と空気が綺麗な場所にある桑の木から

桑の実を採集してきて軽く水洗いして乾燥させたらホワイトリカーに漬け込みます。

「蝮酒」よりも呑みやすいですよ。

もう少し自然の恵みエキスで「精」を増やしたいときにはコレ↓。

桑椹酒の「お湯割り」で「豚さんと馬さんの睾丸エキス粒」を飲みます。

当に

《同物同治》

「精」とは生きる原資です。