高尿酸血症 | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。

 

S様、来局し曰く「先生、尿酸値(UA)高いから薬すすめられた」と。

この方、以前に飲んだ薬で大事にになり薬に対する恐怖心が強いのです。

それ以来、心身に不快感を感じたら当薬局へ来られています。

今回は尿酸値(UA)が高いとかですが、自覚症状は皆無。

ズーと合歓の花エキスの「忘憂歓」を飲んでいます。・

爺様薬剤師曰く「尿酸値(UA)はいくら?」と。

S様曰く「7.5」と。

爺様薬剤師曰く「お酒は呑まないですよね」と。

S様曰く「ハイ、呑まないと言いますか呑めないタイプ」と。

爺様薬剤師曰く「なにか過激な運動していない」と。

S様曰く「ジムで筋トレし出した」と。

よくよくジムでの運動の仕方を聞いていたら・・・。

ウン、かつての爺様薬剤師と同じ。

若い者に負けててはと超ハード。

爺様薬剤師曰く「先生(主治医)にジムの内容伝えた?」と。

S様曰く「ジム通いは言っているが内容までは言っていない」と。

爺様薬剤師曰く「次回、一日おきにジムへ行ってフル運動している事を言って」と。

還暦過ぎて一日おきにジムへ行き過度の運動をすると尿酸値(UA)は高くなる事があります。

ましてや運動後に入浴してサウナに行くと益々。尿酸値(UA)は高くなります。

尿酸値(UA)が高いと多くの方は「痛風発作」を思い浮かべますが

怖いのは痛風よりもジワジワと腎臓を壊していくことです。

S様は痛風発作は発症していませんが腎機能は明らかに悪化しています。

☆eGFR(推算糸球体濾過量)値の低下

☆クレアチニン(CRE)値の上昇

特にクレアチニン(CRE)値が(1.0以上)になると

eGFR(推算糸球体濾過量)値は一気に低下します。

 

爺様薬剤師が推奨した漢方薬と薬局サプリメントは・・・。

☆麦味参顆粒

☆サメミロンカプセル

そして運動前後に《自家製麦茶》+《自家製梅干し》

そして運動中にも《麦茶》を飲む事です。

 

市販の麦茶には「L=アスコルビン酸」という薬品が使用されている事が

爺様薬剤師は嫌いですから。

そして大量生産の梅干しには「食塩」+「添加物」が嫌いだからです。

 

《尿酸値(UA)が気になる方》

プリン体が・・・、と言われていますが一番は《酒=アルコール》です。

痛風発作が出ていなくても尿酸値(UA)が気になりだしたら

《減酒》+《サメミロンカプセル》です。

酒好きな方の養生法

《黄連解毒丸(漢方薬)》+《サメミロンカプセル(サプリメント)》

サメミロンカプセル、当薬局の爺様薬剤師は大学で飲酒覚えて以来

古稀になった今でも毎晩、味醂以外のアルコールで、この二つを飲んでいます。

AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTP値とFIB-4 index(脂肪肝指数)値そして

eGFR(推算糸球体濾過量)値&クレアチニン値

全て基準値内です。

サメミロンカプセルは薬剤師が対面販売しているサプリメントの一つです。

成分は《スクアレン》です。

 

黄連解毒丸の効能効果

体力中等度以上で、のぼせ気味で顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症:
鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔、血の道症、めまい、動悸、更年期障害、

湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎