ヤマザキマザック美術館 | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。



奥殿が「名古屋なら、いつもの伊勢虎屋さんの《ういろ》買ってきてね」と。

《ういろ》は重い、赤福も重いし横にして持たないと縦にして持ち歩くと餅が変形するので土産には不便。

伊勢虎屋さんの《ウイロ》は賞味期限が2日、ですから奥殿の茶会にあわせて送ってもらいます。

毎回、名古屋に来たら栄町にある三越のここの虎屋さんから送ってもらいます。

顔なじみの店の方から「早1年でしたか」と。

ここの《ういろ》は抹茶にあいますよ。

抹茶と茶粥だけしか私達はカテキンを吸収できないとか。

川芎茶調散にも抹茶は配合されています。



奥殿の用事が終わったので取りあえずホテルにチエックイン。

夜の会合まで時間があるのでホテルに近い「ヤマザキマザック美術館」へ行ってきました。


美術館の売店で購入した作品集の表紙。

音声ガイド器具が無料で貸していただけます。

この二つがあれば個々の作品説明は万全。


ここの美術館は床が木製なので革靴の音が大きく響きます。

気になるときにはスリッパを貸してくれるとのことですが、ユックリ静かに作品を堪能してきました。

スゴイ作品ばかりなのでビックリ。

何気なくロダンの彫刻がイッパイありますよ。

蒟醤の磯井正美先生が薬局に来られた時に「ホンマモノに接しなさい」と言われました。

某美術館に納品される作品を触らさせて戴きました。


この美術館、「撮影禁止」と「触らないで」と言うマークのない作品は撮影しても触ってもいいとのことでした。

帰る時に、この事を学芸員の方にお訊きしたので少しだけ後戻りして写してきました。

これ1905年頃の「ドーム」のシャンデリア。

当時のフランス上流社会にタイムスリップしたようです。

殆ど貸切状態。

土曜日なのに人出は少ないようですがユックリ鑑賞できました。





これはBaccaratのシャンデリア。

お茶の先生が一度茶会でBaccaratの水差しを使用していましたが独特の雰囲気がありますね。


博多のキャナルシティの川向こうにある洒落た居酒屋さん。

ここのグラスは全てBaccaratですよ。

窓際の席では夜の川面にキャナルの照明が映え、その風景にBaccaratを重ねて呑むドリンクはロマンチックでした。


熊本の鶴屋さんにはBaccaratに「クマモン」を彫り込んだのが販売されていました。


これはガレのペン皿。


1900年のパリ万国博に出品作とか。

左が虫で右上のが蛙らしいです。


作品の底が見える展示台です。


作品名「緑色の善良な小市民」・・・。


フーム、意味は深いのでしょうね。




ガレの作品がこんなにイッパイ。

ロダンの彫刻もイッパイ。


圧巻はピカソの「マタドール」。

これはスゴイ。

一目で闘牛士とわかりますがロダンが描くとこんなになるのかと言う作品。

写真はありませんが、ネットで簡単に見られますので見て下さい、圧倒されますよ。

名古屋の隠れ名所「ヤマザキマザック美術館」「名古屋大仏」、名古屋へ行ったらどうぞ。