やっと週末・インフルエンザ流行っています | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

すみれ漢方施薬院薬局のブログ

香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。



火曜日から金曜日まで学校薬剤師として担当しています幼稚園・小学校・中学校の教室内空気環境検査をしてきました。

緊急で砂場の衛生検査が実施となりましたがクリヤー。

今年からムスコ殿が助手として手助けしてくれたので大助かりでしたが、少し老いを感じました。


今まで高松市有線放送協会の健康コラムの収録は高松市役所の市長室横の収録室を使用していましたが今年からは当薬局で収録とか。

原稿は出来ていたのですが協会の方が収録に来られるまで失念していました。

「早く原稿を書き上げていてヨカッタ」。

ムスコ殿曰く「初期認知か・・」プンプン


まだまだインフルエンザ、猛威のようです。

このイラストの緑の部分が「衛気」というバリヤーです。

快食・快眠・快便の実践が達成されていますと「衛気」は完璧。

紫色のインフルエンザウイルスが攻め込んできても「衛気」が護ってくれます。



「衛気」は免疫力を調整してくれます。

漢方理論には「中庸(ちゅうよう)」と言う言葉があります。

「中庸」=ニュートラルです。

何事にも「過ぎたるは及ばざるが如し」。

自己免疫力は弱いのは困りますが強すぎるのも困ります。

「衛気」が元気よく正常に作用していたら健康長寿が可能だと思います。

この「衛気」を完璧にすると言う漢方薬が「玉屏風散」です。

玉という最高級の宝石でできた屏風と言う意味で名付けられました。

お若い方は屏風って知らないようです。

武家屋敷などの玄関には虎や龍の絵を描いた屏風を立てていました。

これで正面から攻め込んでくる敵(邪)を防いでいました。

生体に侵攻してくる邪(病気)を防ぐのが「玉屏風散」です。



漢方薬は使用する生薬数が少ないほど「一発必中」、効果はシャープです。

使用する生薬数が多ければ守備範囲は広がりますが効果はノンビリですよ。

玉屏風散は「黄耆・白求・防風」と言う3つの生薬から出来ています。


インフルエンザが流行っているのに早くも「花粉症」もボツボツと。

花粉症も「衛気」が関係しています。



当薬局では「玉屏風散」は「衛益顆粒」と言う商品名で販売しています。

インフルエンザの予防に繁用していますが、実は「花粉症」の予防にも「衛気」を強くするために繁用しています。


発作が出れば小青龍湯や苓甘姜味辛夏仁湯そして麻黄附子細辛湯などに衛益顆粒を併用してみて下さい。

その効果にビックリするかも。


土日は東京で開催されますバイオリンクの会(ヤクケンみどり会)の全国理事会に出席のため朝一番の飛行機で東京行きです。

本当は新幹線で行く予定でしたが同行するムスコ殿が時間がモッタイナイと飛行機になりました。

気の長い小生、高松駅なら歩いてすぐで時間通りの運行ですが、高松空港は遠くて不便ですし待機時間が長い(特に手荷物検査)し・・・。

奥殿曰く「飛行機コワイモンネ」。

ハイ、私の恩師(中医師)曰く「飛行機は神への冒涜、人間は自分より速いものに乗ってはいけない視てはいけない、正気を消耗する」と。

この恩師、最期まで上海から日本に来るのに船で来られていました。

新幹線に同行したしたとき「老師、あれが富士山です」と行っても岡山から東京までジーと眼を閉じられていました。

そして老師曰く「同志よ、この汽車の振動は異常な《氣》が感じられる、車輪が外れる」と宣いました。

心配しましたが無事に東京駅へ。

目的地にタクシーに行くものと思っていたらナント1時間歩かされました。

本当に頑固でしたが素晴らしい恩師でした。



そうだ、今日は小学校で発見。

教室内の二酸化炭素濃度を測定していたら生徒さん達がパソコン室へ移動。

生徒さんが留守では測定していても二酸化炭素濃度は上昇しないので中止してパソコン室で測定開始。

なにげなくバソコン画面を見ていたら「一太郎スマイル」とか。

「一太郎」・・・、当薬局で一太郎を使用しているのは小生のみ。

奥殿は仕事が増えるとかで絶対にバソコンは触らない(讃岐弁で「ヘラコイ」)ので論外。

生徒さんに「ひらがな入力?」と訊いたら「ローマ字」!。


体育でダンスを教えるなら「盆踊り」を教えるべきと言う自説。

日本人なら一太郎・三四郎・花子でしょ、そして入力は「ひらがな」が基本。

爺様の独りよがりでした。