Σ(シグマ) | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。



はい、これが我が家の三男坊のΣ君。

お寺の駐車場に段ボールで数匹と共に捨てられていました。

何気なく「オーイ、薬局だけど来るかい」と声をかけたらトコトコと歩いてきたのがΣ。

それではと車に乗せて帰りました。

ムスコ殿は「親父、誘拐したのか」と。

違いますよ、段ボールに「育てて下さい」と書いていたから。


雉猫だそうです。




左手が大きく腫れているでしょう。

薬局の外にあるプランターに飛んできた「蜂」に飛びついたら刺されたようです。

「痛い」と言えないので分かりませんがジーとしているので痛いのだと思い数分おきにサメミロンスプレー(スクアレン製剤=鎮痛作用があります)を塗布してやりました。

このΣ、とても賢い猫で、呼べば必ず「ニャーーン」と返事をしていました。

虚弱児で冷え症、猫のクセに風呂好きで小生が風呂につかっていると後ろ足からユックリと横につかりに来ます。




暫くは、左手を引きずっていましたが数日で回復。

この時はサメミロンスプレー1本とバイオリンク源液ドリンクをΣに使用しました。

数年は寝食を共にした家族でしたが、ある時に車と接触して天国へ。

それ以来、生き物は熱帯魚とメダカ以外は同居していません。

今でも「町猫」をみるとΣを想い出します。

当薬局は自動ドアでないので外から帰ってくる時には器用に引き戸を開けて「ニャーーン」と私達に声をかけますが「お帰り」と言うまで鳴いていました。