今日は中学校と幼稚園 | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。


インフルエンザ、流行っていますね。

朝から「孫が・子供が・主人がインフルエンザ」・・・。

ほとんどの方がインフルエンザワクチン接種されていました。

インフルエンザウイルスは理論上15×9=135種類あるとか、こんなに種類があるのに適合するワクチンって?。


インフルエンザのワンパターン処方「板藍茶・涼解楽そしてバイオリンク503ドリンク」。ほとんどの方は、これでOK。


これが教室内空気検査のための器具セット。




これが二酸化炭素濃度を測定する検知管。

授業開始5分後・20分後・35分後の3回、測定します。

その間に「気流」「温度と湿度(教室の外と中)」「浮游粉塵」などを計測します。

今日は偶然に「処方せん持参予定の方」が午前中に集中する日なので息子達は薬局業務。

今月から特定医療費(指定難病)のシステムが変更されているのでパソコン入力が手間取ります。

二酸化炭素検知管、黄色い矢印の左右で色が変化しているのがわかりますか?。

元々は青色の試薬ですが空気中の二酸化炭素と反応するとピンク色に変化します。

昔はヘマトクリット測定のガラス管同様に専用用紙のグラフに載せて数値を読みとっていましたが今は検知管の数字で簡単に数値がわかります。

今回の二酸化炭素濃度は最大で1.000ppmと基準値内でした。

写真の検知管は生徒さんに反応を理解してもらうためにワザと検知管に息を吹き込んで変色を確認してもらいました。

自宅でも適宜、部屋の換気はして下さい。

私の家ではガスストーブなので2時間に1回は全換気しています。

今回の測定教室は、このように天窓を少し開放しての検査でした。

測定前に教室内空気の全換気をしなくて部屋の窓を全部閉めて測定しますと、簡単に二酸化炭素濃度は基準値をオーバーしてしまいます。

中学校はこれで終了。


次は幼稚園の砂場の衛生検査。

毎年ではないようなのですが私の担当している2つの幼稚園は毎年、どちらかが指定されています。

砂の検査、検査センターの受付が月曜日~水曜日と限定。

幼稚園の園児さん、元気ですね、砂場は砂埃が舞っていました。

ハイ、最近は砂場の衛生検査があるのですよ。

還暦過ぎの薬剤師にはチト、信じられないというか必要なカナと思う検査ですが・・・・。

砂場ですから人のいないときには猫君や犬君達がトイレにしていたり、鳥さん達は自由に使用していますよね。

猫の回虫卵もあるかも。

でも、それが自然の摂理。

小生は公園で孫殿と砂遊びした後は普通に手洗いで終了。

小生が子供の頃は多分、手洗いせずにオニギリ食べていた思います。

ですからO-157は小生が養っている常在菌に「礼」をしてスゴスゴと退散していると思います。


そうそう、小生は長年「ヘリコバクター・ピロリ(H.Pylori)」を飼っています。

この検査が開始されてから毎年「陽性」。

でも、これも常在菌として住みついているようなので駆除するつもりは皆無です。

薬局薬剤師が言うと変かも知れませんが生身の人間は化学薬品はダラダラ飲まないことが健康長寿の秘訣と思っています。




インフルエンザが流行っています。

教室の湿度の判定基準は30%~80%が望ましいとされていますが、インフルエンザ予防には室内の湿度は50%、できたら60%は維持しましょう。

インフルエンザウイルスはこれぐらい湿度があれば活性が落ちるそうですよ。

温湿度計は必要です。