箔押しで作る『推し専用レターセット』

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昨年秋、OSK日本歌劇団の翼和希さんのファンになった時、ファンレターを書こうと思ってレターセットをネットや文房具屋さんで探しました。

でも、なかなか思うようなものがなかったことと、市販のレターセットはどうしても封筒が余りがちになります。

その都度、便箋だけ買い足すということもできますが、いつの間にかそのデザインがなくなっていることも多々あります。

それなら、いっそのことオリジナルデザインでオーダーしてみたらどうかと思い、いろいろなサイトを調べました。

その中で、箔押しの素敵なデザインかつ、小ロットで押し専用レターセットを注文できるサイトを見つけました。

 

箔押し専門店あさだ屋⇒HPはこちら

あさだ屋・レターセット⇒こちら

あさだ屋・レターセット・少ロット 封筒20枚+便箋50枚セット⇒こちら

 

デザインは、有料でデザイナーさんに頼むこともできますし、簡単なデザインも用意されています。⇒簡単なデザイン

自分でデザインする場合は、あさだ屋指定のソフトを使って画像データを送る形となるので、ソフトを慣れていないと難しいと思われますが、たまたま帰省中だった娘が作ってくれることになり、娘に色々試作してもらいながら出来上がったのがこちらです。

封筒の色は30色ぐらいある中から推しのイメージで『ペールブルー』、箔の色はもっとも一般的な『メタリック金箔』を選びました。

一番最初の注文は、箔押しの型を作る代金(確か¥4,000ぐらい 税別)が含まれているので少し割高ですが、注文してから二年以内(途中で再注文すると、そこからまた二年)はデザインの型を保管しておいてくれるので、その型を使っての注文だと型の代金分が安くなります。

 

そして、最初の注文から半年足らずで、便箋だけ残り少なくなってきたので、便箋だけオーダーすることにしました。(便箋だけ、封筒だけ、の注文もできます)

せっかくなら、31種類あるカラー(箔の色の種類⇒こちら)の中から、他の色を選んでみようと思い、作ってみたのが・・・

 

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左上の『シルキーエメラルド箔』です。封筒に押すと同系色で目立たないと思いますが、便箋にはとても鮮やかなエメラルド箔が映えて、とても綺麗です。

夏らしい涼やかな色も気に入っています。

左下は、比較のために一番最初に作った『メタリック金箔』の封筒を並べました。

 

そして今回、封筒が残り少なくなってきたため、今回は小ロットレターセット(封筒20枚+便箋50枚)を注文しました。

右側のセットです。

色は、前からいいなと思っていた『ウィスキーブラウン箔』にしましたが、この色は細かいデザインや文字が潰れやすいという注意書きがあったのと、色が薄くて目立たないのでは?という心配もあったのですが、出来上がってみたら、とてもいい感じに仕上がっていました。

 

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画像だと、明確な違いが分かりにくいのですが、実物はしっかり違いがわかります。

ウィスキーブラウン箔は、温かみがあって品のある色合いで、ペールブルーの封筒に乗せた時、メタリック金箔より色がわかりやすい気がします。

どちらも、光が当たった時に反射してキラキラして綺麗ですが、ウィスキーブラウンの方が光の反射が少なく、パッと見た時に色がわかりやすいです。

 

 

画像:上・・・ウィスキーブラウン 下・・・メタリック金箔

 

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色やデザインの他に、紙の厚さも二種類から選べたり、罫線もオリジナルなものがオーダーできたりもします。

私は、既定の罫線が薄くて見辛かったため、二度目からは罫線の色を少し濃くしていただきました。(少し料金が加算されますが)

市販のレターセットに比べるとお値段は少々張りますが、封筒だけ、便箋だけ、という風にオーダーもでき、自分だけのオリジナルなレターセットでお手紙を書くことができるのはとても楽しいです。

ひとつだけ難点があるとしたら、一枚当たりの単価を考えると、絶対に失敗はできないということでしょうか。

なので、あらかじめパソコンで下書きをして、それを見て注意深く書くようにしていますが、それでも書き間違えた時には修正ペンを使って目立たないように上からそうっと書き直ししています。

一度、封筒に宛名を書く時に一文字抜かしてしまったことに後から気が付き、その時は泣く泣く一枚破棄しました。

 

レターセット制作例を見ると、指定の面積に収まればどんなデザインでも可能なので、みなさんの工夫された様々なデザインに感心させられます⇒レターセット制作例

 

押し専用レターセット、見るだけでも楽しいので制作例を一度ご覧になってみてくださいね。