もう十何年、ゼブラのサラサを愛用していましたが、最近よくお手紙を書くので、万年筆を買うことにしました。

 

 

 

色々ネットで検索してみましたが、やっぱり実際に試し書きしてみないと書き心地はわかりません。

ということで、大きな文房具屋さんにいって、何種類か試し書きしてみて、これというものが見つかったので買ってきました。

 

《パイロット・ライティブ 細字・F ¥2,750(税込)》

この商品の特長は、軽量ボディ、高い気密性(ペン先のインクが乾燥しない)、大容量コンバーター対応、の三つだそうです。

確かに、中高生のころ使っていた万年筆に比べて、ボディがとっても軽いです。

 

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ペン先の形は、根本からわずかに広がりがあるタイプで、試し書きしたらその滑らかな書き心地にすっかり魅了されてしまいました。

もうちょっと高価なものでないとダメかなと思っていたのですが、なかなかいい感じで気に入りました。

ボディの色はワインレッドとかがあればよかったのですが、なかったので引き出しの中で迷子にならなさそうなオレンジにしました。

インクはブラックが一本付いていましたが、私はブルーブラックが好きなのでその色の五本入り(¥200 税別)も買いました。

 

 
 
家に帰って、インクカートリッジを入れてさっそく書き心地を試してみると、線に抑揚のない水性ボールペンに比べて、止めやはねがきれいに出て、さすが万年筆!と感心しました。
インクの色も、書く速さによって濃淡があり、何より軽い書き心地で紙あたりがやさしく、たくさん書いても手が疲れません。
曲線を書く時も滑らかにスルッとかけて、昔使っていた万年筆の書き心地がだんだん手に蘇ってきました。
もっと早く買えばよかったとちょっと後悔しましたが、これからこの万年筆を使ってお手紙を書くのが楽しみになりました。
 
 
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パイロットのインクカートリッジには、黒を含めて全10色がありました。

 

 

 

上の全10色の他に、微妙な色合いが美しい『色彩雫(いろしずく)』も発売されています。

こちらのシリーズは、PILOTの公式HPによりますと『日本には、美しい自然や景色が多く存在し、またそれ等にはとても美しい名があります。 iroshizuku-色彩雫(いろしずく)シリーズは、その美しい情景から創造された彩り豊かなインキです。』とありました。

こちらに、インクの色の見本があります。(インクボトル用インクです)⇒iroshizuku<色彩雫>

カートリッジタイプは12色の展開で、どれも日本の微妙な色合いが素敵で、この中からもまたインクを選んでみたいと思いました。インクカートリッジの色見本⇒こちら (楽天:ペン屋)

 

 

 
この色彩雫がどんな色か、実際に紙に書いて比較して、24色のカラーチャートを作ってくださっている方がいたので、そちらのブログのリンクを貼らせていただきます⇒パイロット 色彩雫(いろしずく) 24色 カラーチャート
紙にって発色の違いがあることもわかり、色を選ぶ際の参考になると思います。
私が気になった色は、『花筏(はないかだ)』『天色(あまいろ)』『紫陽花(あじさい)』ですが、季節によって使い分けるのも素敵ですね。
ただ、6本セットで¥770~990(販売サイトによって違う)とお高いのと、一本使い切るまで別の色にカートリッジを交換するのがもったいないので、熟考して一色を選ぶ方がいいでしょうか。
みなさんは、どの色が気になりましたが?
 
みなさんもぜひ、万年筆を使ってお手紙を書いてみてくださいね。
ボールペンより改まった感じがして、お手紙が一段上に見えること間違いなしです。