②廃止決定❕函館(山)線を行く(倶知安~ニセコ,日帰り温泉幽泉閣(昆布)) | sumioSLC57の鉄道情報ブログ

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鉄道技術者(建設系)としての目線でも書いてます。
2021/12から鉄道建設のため北の大地で奮闘中。

Part1札幌⁻小樽-余市-俱知安

  7.倶知安駅到着(9:20)乗降人員1080人/日

倶知安駅到着。「おやぁ~~❔❔」随分と新しくまた仮設っぽい。。それは2030年度開業予定の北海道新幹線・倶知安新駅新幹線前の準備工事のためでした。調べてみると2021/10月から仮設ホームが共用開始されているようです。

(レスポンス・ニュースから借用)

仮設ホームですが、駅舎へはホーム函館(長万部)方の通路を通れば跨線橋を渡らなくアクセスでき、バリフリ上とても良く出来た設計だと考察します。この配線を考えた技術者📐はとても偉い合格。ちょっと難しいのですが、長万部方直通線路2#は棒線扱いとし、1#を当駅止まりとしたために成立した配線計画です。 

函館(山)線の輸送力は札幌から見ると、小樽、余市で段落ちしていきますがここ倶知安でも段落ちするようです。時刻表を見ると下り小樽方面は2本/3h(1.5本/h)、上り長万部方面は1本/2h(0.5本/h)。上り方面、発車まで時間があるので駅舎見学してみます。

既設ホームは、新幹線駅を建設すべく撤去工事中。

前述の仮設通路。側壁は短管、屋根もシートです。。。恐らくまた切り回すと思われます。

観光案内所もある立派な駅ですが、現在の乗降人員は1008人/日

駅舎はど~~~~~んっと、「ザ・国鉄風

駅前もど~~~~~んっと「羊蹄山」。富士急行富士山駅でみる富士より、蝦夷富士は大きく感じます。ただ、ホテルがねぇ。。。。

「スキーの町」くっちゃんと称しますが、スキー場まで8㎞もあります叫び。。。

  8.スキー場と新幹線駅(なぜニセコに造らず…?)

ニセコは今や、世界中のスキーヤー🏂が憧れる聖地です。↓図の通り、花園リゾート、東急ひらふ、ビレッジ、アンヌプリ他大スキー場群を構成します。

ただ、函館(山)線廃止のきっかけとなった新幹線駅🚅はニセコに造られず、倶知安駅に建設されます。なぜでしょうか😲はてなマーク色々いわれていますが、

①北海道庁の支所(後志振興局)は倶知安にある。

②ニセコスキー場は倶知安駅でもニセコ駅でもアクセスはバスになる(比羅夫駅が1番近い)。

既存の旅客数は倶知安駅が1000人/日に対し、ニセコ駅は200人/日

等々、色々な理由によりますが、恐らく新幹線駅は新函館・北斗駅の例の様に、ニセコ・倶知安駅等々になると思われます。

さあ、妄想寄り道はこのへんにして、廃線予定線を「decmo」で進みましょう。

  9.俱知安~比羅夫~ニセコ~昆布

4つ先、蘭越止まり。なかなか進まない山線の旅あせる。。。

DecomoことH100形は嬉しい窓上部が開閉しやすい形。北海道の爽やかな風が一気に入ってきます。しかし、ここから旅客はとうとうSumio1人(ニセコから4~5人乗車して安心)。

座席は、ちょっと残念な肩甲骨が痛くなる上部ノンクッション。JR東と同じ仕様の椅子。

倶知安~比羅夫間は、引続き左手にドカ~~ンと羊蹄山富士山

1)比羅夫駅(9:58)

山小屋風三角屋根。駅舎内は1日3組限定の民宿になっていて、「函館線の廃止が決まって以来、連日満員の日が続いている」とTV放送を見ました。夏季はホーム上でBBQ🍖を催してくれる。

倶知安~蘭越までは尻別川と平行する。夏のレジャーとしてラフティングが有名。

2)ニセコ駅(10:07)

ニセコの意味はアイヌ語でニセコ・アン・ペツから派生した語で「峡谷にある川」という意味らしい。。。。

羊蹄山~尻別川、全く飽きない函館(山線)。こんな風光明媚な路線、何とか残せないものでしょうか😢パーはてなマーク

3)昆布駅(10:17)

ではでは、デックんを動画で見送りましょうグッド!ディーゼル音と電車音の何とも不思議なディーゼル・電車。

立派な駅舎が続きましたが、こちらは可愛い駅舎。

それでも北海道。ちゃんとした待合室があります。

  10.ニセコ温泉郷日帰り温泉「幽泉閣」

駅徒歩0分のところにある蘭越町交流促進センター内にあります。某旅行雑誌じ〇んに「湯船が多い温泉」として紹介があり、前から行きたかった日帰り温泉。

ちょっとイスラム風はてなマーク建築。

ホテルも併設しているので、それっぽいフロント。

ニセコ温泉郷では、湯めぐりパスもあるようです。

温泉は内湯4,露天,サウナの構成。Sumio,Needの露天とサウナ両方あるの湯所は、北海道ではホントに珍しい。。。泉質は弱アルカリ性。HPをそのままコピペするとナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉」です。肌の汚れや古くなった角質をやわらかくし、皮脂を乳化させ汚れを落としやすくする石けんのような働きと肌がスベスベ、つるつるになることから「美人の湯」と知られております。」とか……

写真は当然Hpから引用させて頂いております。

6月の平日、レストランは老夫婦と地元風?親子の2組のみ。

写真は1番人気1日10ケ限定「幽泉閣ランチ・入浴セット1100円」。温泉が500円(それも安すぎですが……。関東なら1000円超❔)なので+600円でこのボリュームの御膳が付く。

幽泉閣HP

 

次回は、Part3は昆布~長万部(特急北斗)~函館(海)線で函館に向かいます。