札幌新生活⑦(地名がない⁈市内/威風堂々・旧道庁赤レンガ) | sumioSLC57の鉄道情報ブログ

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鉄道技術者(建設系)としての目線でも書いてます。
2021/12から鉄道建設のため北の大地で奮闘中。

1.札幌市中央区には地名がない❔❕

 札幌市の中央部(中央区)には、地名がありません。会社が探してくれたマンションの住所をみて、最初は記載が間違いではないか?目を疑いました。「札幌市中央区〇条△丁目×-×」で終わり。中央区の次に銀座とか有楽町とか○○町なる地名がありません。

 札幌市の住所(地名)は創成川と大通(公園)が交わる地点が0条0丁目(実際、公園だし、川の中なので、そんな住所は存在しませんがあせる。。。)。

 そこから北へ1本目,東へ1本目が北1条東1丁目、また、川🏞を挟んで西へ1本目の住所を北1西1と略しても表示する。実に機能的に住所が振り付けられています。これは札幌市が明治2年になって政府が札幌開拓使を置き、原野を切拓いた町だから。碁盤の目の様に町丁を区切ったのはアメリカのタウンシップ制をモデルにしたらしい(京都をモデルにしたのかとおもっていました。。。)

 そうそう因み札幌の歌舞伎町、ミナミこと「すすきの」という住所はありません。上図のようにすすきの交差点を挟んで南4条西1丁目や南4西2のように住所が振られています。

(利点)「今日の飲み会〇条△丁の××酒場ビール」と言われれば、地図を見なくても行ける合格

(欠点)なんとなく、無機質な寂しさを感じる叫び。。。

 ちなみに江戸時代から開発された函館市や山と海に挟まれ碁盤の目が適さない室蘭市などは条丁目はありません

2.旧北海道庁(赤レンガ)

 大通公園や札幌駅🚃からも近く、市内で生活していると度々目にする旧北海道庁舎(通称赤レンガ)。北3条西5丁目にあります。西4丁目が札幌駅前通り(大地下街がある)から西へ1本目です。

 周囲の雰囲気は横浜でいえば「日本大通り」、東京で言えば「神宮外苑イチョウ並木」のような佇まい

。明治21年建築。明治14年建築の札幌時計台🕍よりちょい新しい。。。夜間はライトアップされ、威風堂々した様子を見せまが、2022/1/28現在、コロナ・マンボウで建物自体のライトアップは中止されたようです(並木は実施中)。ちなみ写真は昨年12月、札幌赴任早々に感動して撮影しました。現在はかなりの積雪になっています。

夜間、静かな赤レンガ前も、日中になると、都内と変わらない喧騒に戻ります。(↓)