③九州縦断(特急かもめ内装,車窓,お得!前面展望可能な自由席,爆走長崎本線) | sumioSLC57の鉄道情報ブログ

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鉄道技術者(建設系)としての目線でも書いてます。
2021/12から鉄道建設のため北の大地で奮闘中。

①人身事故遭遇~長崎出島観光

②特急白いかもめ外観,長崎グルメ,長崎電気軌道(路面電車)

11.長崎発特急白いかもめ22号(13:19)内装探訪
さあ、夢に迄見た(白い)かもめ号885系🚄に乗車します。
1)デッキ部

なんだろう!?この宇宙船感……。。ネズミーランドのSPマウンテン🗻の様。

そして、そして……入口左上の棚に白いかもめの模型「Bトレ」!!Sumioが作ったものと同じ!?

四宮祐次氏の作品「凧」「かもめ」……

「長崎」「阿蘭陀」まではまだ良いのですが、「おとみや島原のおどみや…」詞?理解できん😓あせる

デッキは、先頭車形状同様、曲面を多用して、柔らかさを出そうとしています(ご存じ水戸岡デザイン)。

冷蔵庫と「かもめマーク」のロールカーテンで目隠しされた売店カウンターと思しきスペースを発見。

コロナ禍で飲食物ビールの販売を止めたのか?それ以前から人件費の高騰で止めたのか?始めからカウンター営業が無かったのか?皆様のHPを見ても分かりませんでした。。。

2)客席調査

①1号車(長崎方普通車)

885系の普通車は徐々に革張りからモケットシート💺へ変更されていますが、デビュー当初の売りだった「革張りシート」がまだ1号車に普通席に残っていました。若干、ヘタリが見えますが、高級感満点です。

リクラインイング状況(角度は普通ですね?!)

②6号車普通車自由席(博多方)

Sumioが乗車したのはこちら。モケット生地座席💺交換車。こちらも黒色を基本として、クッション厚も厚く、高級感抜群。良く見ると「チェック柄」と「チップ柄」の生地を通路側、窓側の互い違いに配置した芸の細かさに驚きます合格ビックリマーク

リクライニング角度はやはり30度位でしょうか?(最近分度器📐を紛失し角度が分からず……)

デビュー当時の流行りでしょうか?荷棚は航空機同様、ハッチ格納式です。ある方のHPでは振り子式走行により車両が大きく傾けても荷物が落ちてこないため?だとか……。そんな揺れるかなぁ~!?もしそうだとしたらJR九州車両部設計担当者様、疑ったりして申訳けありません🙇🏻‍♂️。。

車端部ドア上部の「KAMOME」のロゴ。いちいち・かっこいいにひひグッド!

③6号車最前列前のハイテクガラス

 鉄Char~nにとって885系の魅力は、なんと言っても自由席で前面展望が楽しめる事。グリーン車クローバーで、前面展望を可能にする車両は沢山在りますが、自由席で可能なのは「しろいかもめ」と智頭急行「スーパーはくと」しか知りません。。全くの偶然ですが、どちらも「しろい動物」です。

運転席後ろのいわゆる被りつき座席前のガラスは、駅停車時(非常制動(Emergency Brake時)は、ガラス内面に電気が流れ白く曇ります。が…、走行中は……。

普段の走行時はクリアな眺望を楽しめます。これは人身事故遭遇時に運転士は非常ブレーキ操作しますが、衝突🗯の瞬間を座席の旅客に見せないための措置とのことです。こんな素晴らしい設計仕様の車両は見たことがありません合格!!

12.特急「しろいかもめ22号」車窓探訪

1)長崎駅発車(13:19)

ではでは、いよいよ最前面被り付き車窓です。長崎駅発車直後の分岐器を渡っていく心地よい衝撃と車掌👮🏻‍♂️さんの放送を動画でお楽しみくださいパー

今回は行程上、新幹線との乗換え駅・新鳥栖迄わずか1h20’ちょっと乗車です。

2)諫早~肥前鹿島

 この間は、地図の通り遠浅の有明海船と海沿いながら山沿いの急カーブ区間🏞を行きます。この地形が無かったら、長崎(西九州)新幹線は青点線ではなく、赤線の長崎本線沿いに敷設されたかもしれません。。

遠浅の有明海。うまく写真が撮れませんでしたが、有明海の干拓事業のために施工された通称「ギロチン」(現在は、「干拓堤防道路」というらしい)も見ることができました。

 

 暫くの間、右後ろに雲仙普賢岳🏔を望みます。山頂は雲の中。やはり曇り男」のSumio。富士山にいつも隠れられますが、九州でも普賢さんにも隠れられます。。。

 車窓右は有明海ですが、前面展望は山間部🏞の急カーブの連続。スマホに残したメモには「R=300m、振り子車80㎞/h、高速車(黒いかもめ)70㎞/h、低速車65㎞/h」とあります。「黒いかもめ」より10㎞/hも早く 振り子を効かせながら、豪快に走行します!!これぞ乗り鉄の醍醐味。楽しすぎる😂DASH!

 写真は複線の様に見すえますが、信号所で、長崎本線は基本単線🛤です。

3)肥前山口駅(14:25)

 肥前山口で佐世保線と合流。 下りの特急「ハウステンボス号」783系とすれ違います。 あっ、こちらも普通車でも展望が可能。 全国JR民営化後初のオリジナル特急電車🚄で、デビュー30年超え。こちらも廃止が予想されます。 485系一辺倒だった国鉄デザインから、斬新なデザインでした。ちなみJR化後、第2号オリジナル特急電車は、JR東651系スーパーひたちです

4)肥前山口~佐賀駅間(トラス橋爆走)

 筑紫(佐賀)平野に出た特急白いかもめは、山間部の低速運転のうっ憤を一気に解放DASH!すべく如く、130㎞/hの豪快な走りで嘉瀬川に架かる2本のトラス橋を渡り、バルーンさが駅を通過します。 Sumioは、在来線特急がトラス橋梁を爆走するのが一番好き。。

5)佐賀~新鳥栖駅間

この区間も線形が良く、性能を余すことなくブッ飛ばします。確かに新幹線要らない……はてなマーク

13.新鳥栖駅到着(14:47)

長崎駅から1時間半弱、あっという間の乗り鉄旅。ミッション1終了。このまま、博多まで乗車していたかったしょぼん汗。。。

 

次回は、新鳥栖駅(鳥栖駅)名物のえきそば(うどん)「中央軒」のかしわうどん試食から。