で、今回は、この応援ボードについて語ってみようかと。 題して・・・
NYでイラストボードがNBA観戦をより楽しいものにすると確信したわたしは、翌年(1999年)家族とインディアナへNBA観戦旅行に行ったときも、もちろん、特大のレジーボードを2枚用意してゆきました。
その効果はNY以上。 とにかく目立つもんでアリーナのスタッフにも覚えられていて、2試合目のときに「タイムアウト中にやるアトラクションに参加しないか」と声をかけてもらいました。 もちろん、わたしじゃなくて当時小学1年生だったクリまるにですけどね。 そりゃ、すぐにありがたくお受けさせていただきましたよ。 大きなユニフォームとバッシュを身につけてボールをエンドラインまで運ぶってゲームです。 うらやましいことにクリまるは若干6歳にしてあのMSA(この年がMSAをホームアリーナとしていた最後のシーズンでした)のコートに立ったのでした。
これもボード効果なんでしょうね~。なかなかこんな経験できませんて。
ボード効果はそれだけじゃありません。 実はこのとき、マーク・ジャクソンの大ファンだったお友達が同じゲームを観戦していたのでマーク・ボードを渡してあったのです。 このボードをマークさんはいたくお気に入りで、チームメイトをボードの前に連れて来ては自慢してたそうです。 そんなマークさんにたいしてレジーは、「ボクのだってあるんだ!」とばかりに丁度ベンチの反対側にいたわたしたち家族にボードを揚げるよう指示したのです。 娘が何事が起こってるのかわからないままボードを揚げるとレジーさんは「ほ~ら!あるだろ。」と得意げだったとか。 こんなふうに選手と思わぬコミュニケーションがとれるというのもイラストボードあってのこと。
そんな経験から、せっかく高いお金かけてNBAを生観戦するなら、ぜひイラストボードを持って行ってより楽しい思い出をつくりましょー!って思い、「応援ボード普及委員会」なるものを作ってたくさんの方々にボードを提供してきました。
もちろん、みなさんの楽しい思い出作りを少しでもお手伝いしたいという気持ちがあってのことですが、わたし自身の楽しみもありました。 テレビにわたしのボードが映ったりすると、なんか自分もアリーナに行ってるような気がしましたし、帰国後 ボードを見た選手本人がどんな反応したかとか、まわりのお客さんとこんなやりとりがあったとか、ボードにまつわるお話を聞かせてもらうのも凄く楽しみでした。
中でも、地元のTVに出ちゃうとか、NBA.comに写真が載っちゃったとか、数々の武勇伝を聞かせてくれたのは、応援ボード普及委員会会員No.1のYumie-naさん(インディアナ・ペイサーズ極東監視団事務局 管理人さま)。
くわしい事はご自身のHPで書かれてますのでこちらをご覧ください。 まさに応援ボード狂騒曲!
今までたくさんのボードを作ってきましたが、ボードの数だけ思い出があるという感じです。
特に印象に残った選手をあげるとすると・・・ やはり、自分のボードが欲しいといったオースティン・クロージュアでしょうか。 もちろん作って差し上げましたよ。 とてもよろこんでくれました。
ボードをリクエストした選手は他にもいます。 デビッド・ウェズリー。 確かPJ・ブラウンのボードを見て、自分のも欲しいといったんじゃなかったかな。 さっそく作って持って行きますと、今度はアリーナに来ていたウェズリー・ママがボードをお持ち帰りして息子のサインをいれて次の試合に持って来てくれたそうです。
新聞に載ったのは、ユーイング・ボード。 MSGでのユーイング最後のゲームとなった2001年4月9日のゲームでボードを揚げてもらったのですが、翌日のNY Post、NY Daily News 2紙にボードの写真が載りました。 こんな報告もとってもうれしいですね~。
あまり話題になりませんでしたが、いちばんボードを喜んでくれたのは実はアラン・ヒューストン。 ボードを見ると、もう自分のリストバンドやらタオルやら渡して、サインして、一緒に写真とって、ハグまでしちゃうという大サービスだったそうです。(サービスし過ぎってか?) 昨年、名古屋に来たときには、ちゃんとアラヒュー人形をプレゼントしました。 お礼にサインもらっちゃいました~。
しかしながら・・・ ちょっとお怒りだったんじゃないかという選手も。(苦笑) あまりにそっくりに描きすぎたせいでしょうか・・・ ショーン・マリオン。 ボードのせいなのかどうかわかりませんが、ずっと不機嫌だったとか。 あの顔で何気にナルシストですからね~、彼は。(失礼な・・・)
ボードにサインを入れてくれた選手もたくさんいます。 なかには、わざわざ呼び寄せて自分からサインをしてくれた選手も。 まさにボード効果ですね~。
しかしながら、実は、わたしの持っていったボードにサインはありません・・・ れじーさんの意地悪~~。
最近は、すっかりボードブームは去りましたが、いまでも「応援ボード普及委員会」は活動中ですので、ボードをお求めのかたはぜひご用命くださいませ。