2024.4月まではマンションから建売への
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2024.5月以降の記事は、
母親の病気のことを中心に書いていきます。
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記事は、約一ヶ月前の出来事を書いてます。
もう少しでリアルタイムに追いつく予定です。
前回の記事はこちら↓
母が癌である可能性が出てきた初期の頃。
父親が、いきなりこんな話をしてきた。
「近藤誠という人がいるんだけど。
抗がん剤は使うべきじゃないという立場の医者で。
菊池寛賞っていうのを受賞したこともある人なんだけれども、医学界に一石を投じたんだそうで。
母親は、緩和ケア中心に治療をしたいと思う。
抗がん剤は副作用に苦しむことになる。」
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最初、何を言っているんだか、いまいち理解できなかった。
後から近藤誠という名前をググって色々調べ。
そして、この人が出している書籍も何冊か読んで理解できた。
父親は、抗がん剤の副作用をとにかく気にしていて。
近藤誠の癌放置療法を推しているのだと理解した。
近藤誠の書籍は、アマゾンのレビューも高評価で。
考え方を支持する人も一定層いるということはわかった。
けれど。
私は、この人の書籍を読んだ上で、癌放置療法を母に適用することは難しいと思った。
・・今の母の状態を見ていても。
癌を放置したら多分、あっという間に死ぬと思う。
父親には、
私は今、癌放置療法をすることは反対。
抗がん剤を全くやってないのに、副作用ばかり気にするのはおかしい。
抗がん剤治療を受けさせずに母親を死なせたら一生許さない。
そう強く伝えた。
世の中には、もしかすると癌放置療法でうまくいく人もいるのかもしれないので。
治療法の一つとして存在することは、否定しない。
この先、抗がん剤の副作用がしんどくて。
母がやりたくないと言ったら、
その時は、抗がん剤をやらない選択を尊重しないとなと思う。
けど、
母の今の状態を見ていると、
放置療法は適さないと思った。
あと20年(平均寿命)は生きたいんだと。
今の状態で無治療にして寿命を延ばすのは
到底無理だと感じた。