『【実例】占い師ブログのサムネイルを変えたら申し込みが増えた話』

はじめまして。占い・スピリチュアル専門のデザイナー、サムです。
今日は、ある占い師さんのブログで、「サムネイルを変えただけ」で問い合わせとお申し込みが目に見えて増えたお話をシェアします。

魔法のように聞こえますが、実はとても地に足のついた改善です。
“感じる人”に届ける世界だからこそ、最初に触れる3秒の印象が、信頼と行動を左右します。
この記事が、あなたの発信の灯りをもう一段明るくするきっかけになりますように。

Before:読まれない理由は「サムネに心が映っていない」

ご相談くださったのは、恋愛と自己肯定感を専門にされている占い師さん。
文章はやさしく、セッションの満足度も高いのに、ブログのクリック率が低く、申込までつながらないというお悩みでした。

拝見すると、サムネイルは毎回フリー素材の“なんとなく綺麗な写真”+小さめの文字。
色は記事ごとにバラバラで、「誰に・どんな感情で・何を届けるか」が、最初の3秒で読み取れません。
タイトルとサムネの感情が一致していない――これが離脱の大きな理由でした。

サム
サム
伝えたい想いは十分。だからこそ“見出しの一枚絵=サムネ”に魂を乗せるだけで、届き方が変わります。

「成功例」と「NG例」を並べると理解が早いです。
第一印象で何が変わるかは、こちらに詳しくまとめています → ココナラで予約が増えた!占い師のための“魅せるデザイン”成功例とNG例まとめ
この実例をベースに、今回の設計を進めていきました。

設計:誰のため?どんな感情?を“見える化”する

いきなり画像を作り直すのではなく、まずは設計から。
わたしたちが行ったのは、以下の3つの問診です。

  • 誰のため?(例:待つことに疲れた恋愛相談の方)
  • どんな感情で来る?(不安・自分責め・希望も少し)
  • 読み終えた未来は?(心が軽くなり、次の一歩が分かる)

この答えを、タイトルと言葉の温度に落とし込みます。
「相手の気持ちが分からなくて眠れない夜に|心をほどく3つの視点」など、悩み(今)×未来(ゴール)が見えるタイトルへ。
そして、その感情を色・文字・写真に翻訳していきます。

文字選びは、世界観の“声色”を作る最重要ポイント。迷ったらこちらからどうぞ → 世界観が伝わる文字って?スピリチュアルに合うフォントまとめ
書体ひとつで「やさしさ」「静けさ」「潔さ」の温度が変わります。

Change:3つの置き換え(写真 / 文字 / 余白と色)
① 写真:主体は“人の物語”か“象徴”か

フリー素材は便利ですが、“誰の物語でもない画像”は共鳴しにくい。
今回は「夜明け前のやわらかな光」「息を吸い直す窓辺」など、感情の温度に合う抽象の象徴に置き換えました。
人物写真を使うときは、目線や手の動きが“今の感情”と一致しているかをチェック。
色の考え方は、こちらにストーリーでまとめています → スピリチュアルとデザインをつなぐ“色彩の魔法”

② 文字:本文1+見出し1の“二刀流”に固定

読ませたいなら、本文は癖の少ない書体に。
見出しは世界観の象徴となる書体にして、最大2書体に固定します。
文字サイズはスマホ優先で、タイトルは視線を止める大きさ、サブコピーは安心して読めるサイズへ。

③ 余白と色:呼吸がしやすい「3色運用」

背景(ベース)・ボタンと見出し(アクセント)・飾り(ニュアンス)の3役×3色にルール化。
恋愛系なら「桜色(希望)+生成り(安心)+深藍(内省)」のように、感情のグラデーションで設計しました。
この“呼吸”が整うと、サムネだけでなくブログ全体の滞在時間が伸びます。

After:反応の変化と、なぜ増えたのか

変更したのは、サムネテンプレの統一・タイトルの言い換え・色とフォントの固定の3点。
公開から1週間で、クリック率とスクロール率が上がり、無料相談のお問い合わせが“毎週1〜2件”ペースで入るように。
3週間後には、有料セッションへの移行も増え始めました。

サム
サム
魔法じゃなくて、順番と整合性。感情と言葉と見た目が「同じ方向」を向いたとき、数字は素直に動きます。

臨場感のあるプロセスは、工程と画面の比較つきでこちらにまとめています → 〖ある占い師さんの失敗談〗デザインが原因で申込0件…そこから売上3倍になった改善事例
「読まれる記事」と「スルーされる記事」の違いは、一覧でも俯瞰できます → Before→Afterで見る「読まれる占いブログ」と「スルーされるブログ」

また、お問い合わせ導線の置き方も重要です。
どれだけサムネで“最初の一歩”を誘えても、フォームが見つからない/怖いと感じたら離脱します。
ここは必ず併走で整えましょう → 占い師ブログにお問い合わせフォームがないとどうなるか?

今日からできるサムネ改善チェック5
チェック1:タイトルとサムネの“感情”は一致しているか

「やさしく包む」記事なのに、コントラスト強めの硬い写真…などの矛盾がないか確認。
迷ったら「成功とNG」を見比べて調整を → 成功例とNG例まとめ

チェック2:文字は“本文1+見出し1”の2書体以内か

書体が増えるほど心は散ります。迷いを無くすフォント選びはこちら → 世界観が伝わる文字って?スピリチュアルに合うフォントまとめ

チェック3:3色運用で“呼吸できる”画面か

背景・アクセント・ニュアンスの役割分担で、色の濁りを取る。
色のストーリーと使い分けのヒント → 色彩の魔法

チェック4:一覧で“誰のための記事か”が一目で分かるか

サムネの副題(サブコピー)で「誰へ」を明示。
一覧で流し見されても、あなたの記事だけは“止まる”。

チェック5:読了後の“怖くない導線”があるか

価格・流れ・Q&Aを短く示し、「相談する」「メニューを見る」の2ボタンを記事中ほどと最後に。
フォームの置き方の盲点はここで確認 → お問い合わせフォームがないとどうなるか?

サムネイルは、あなたの魂の玄関です。
玄関があたたかく灯っていれば、人は自然と足を踏み入れます。
あなたの世界観は、もう充分に美しい。足りないのは、ただ“見せ方の順番”だけ。
まとめ:最初の3秒を、やさしく強く

サムネイルを変えるというのは、ただ見た目を整える作業ではありません。
「誰のために、どんな気持ちで、どこへ連れていくのか」を、最初の3秒で約束すること。

その約束が言葉・色・文字・写真のすべてで一致したとき、クリックが増え、読まれ、信頼され、申し込まれる流れが生まれます。
実例と理論は、本文で紹介した記事にまとまっています。まずは1枚、次の投稿からサムネを整えてみてください。
小さな一枚が、未来のご縁を連れてきます。

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