Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -50ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

恐る恐るメールを開いた。



『ジョンウン:今まで連絡出来なくてごめん。会えないか?』



彼のメールを読んだ瞬間

今まで我慢していた涙が流れた。



日本に居る間は久々に友達と会ったりと忙しくしていたし

このまま忘れられるんじゃないかと思っていた。



彼はまだ自分を必要としてくれているのかな。

会って話す事は別れ話じゃないのかな。



連絡が取れない事でもう終わった思っていただけに

彼からの連絡に嬉しいと思ってしまう部分と、

本当の別れになるんじゃないかという不安に駆られた。









すると電話が掛かって来た。



こんなタイミングで電話が鳴るとは思わず

彼からかと思い画面を見ると、何とリョウクからの着信だった。



「…もしもし?」



リョウク「すあ?」



「リョウク?どうしたの?」



リョウク「あのね実は今日本にいるの!今から会えないかな?」








リョウクと待ち合わせした場所へと急ぐ。



電話で聞いたホテルのロビーに着き

辺りを見渡すと男性2人がこっちを見て手を振っている。



急いで駆け寄ると、そこにいたのはリョウクとソンミンだった。



ソンミン「すあ!久しぶりだね^^」



「どっ、どうしたの…?急にっ…」



状況が読み込めなくて頭の中はパニックだった。

そんなあたしを見て2人はどことなく嬉しそうだ。



リョウク「実は久々の休暇なんだ♪だから遊びに来ちゃった^^」



ソンミン「ほら僕日本語勉強してるでしょ?だから勉強を兼ねて観光に♪」



「そうなんだ…でもあたしが日本にいるって知ってたの?」



ソンミン「ドンへから聞いたんだよー。帰国する日に会ったんでしょ?」



リョウク「ねえ、立ち話もなんだしどこかで食事でもしない?」



そう言うとリョウクとソンミンは嬉しそうに歩き出した。



目が覚めるともうお昼前だった。



起き上がりリビングへ降りていくと

母が朝ごはんの用意をしてくれた。



久々に食べる母の手料理は、心もおなかも満たされる。



大好きな卵焼きを食べると幸せだ。



母「向こうでちゃんとご飯食べてるの?」



「うん^^ちゃんと自炊してるよ。」



母「必要なものあるなら送ったげるから言いんさいよ?」



「うん^^」



父「…向こうは寒いんか?」



「んー…毎日のように雪は降るかも。」



父「…そうか。」



両親との他愛もない会話だけど

久しぶりの我が家の空気に癒される。








結局昼間は母とリビングで過ごしてしまい

夕方に少し勉強しようと自分の部屋に戻った。



ふと携帯が目に入った。



何も見ずに電源を落とした。



日本に居る間は少し忘れよう。








あれから1週間が経った。



帰国まで残り一週間になり、ヒョリンにお土産を買おうと思い

何が良いか聞こうと携帯の電源を入れた。



1週間もの間電源を切っていたので

かなりの件数のメールが受信されていた。



『ヒョリン:お土産に梅干はいらないからね!雑誌が欲しい!』



ヒョリンからのメールのほかにも

メルマガやジュンからのメールもあり返事をした。



するとその中にふと目に付いたメールがあった。









リョウクからだった。



『リョウク:すあ、ヒョンと喧嘩中なの?』



そのメールを読んだ瞬間

今まで心の奥にしまい込んでいた思いが溢れそうになった。



心配して連絡をくれたのだから

無視をするわけにはいかないと思い、



一言『今は連絡取ってないの。心配掛けてごめんね。』と返した。

落ち着かないまま次のメールを見ると、体に電気が走った。



彼からのメールだった。




…ジョンウンSide…



あの日から彼女には連絡していない。



何度か彼女から連絡はあったものの

何を話していいのか分からず出られなかった。



それに伴い体調が絶不調だ。



ツアーで海外に行ったりレコーディングなどで

睡眠時間が取れないのが原因だった。



今日もイベントのためにすでに会場入りしていたが

あまりにもめまいが酷いため、楽屋で点滴を打ってもらっていた。








ソファに寝ていると後ろからドンへが声を掛けてきた。



ドンへ「ヒョン、見送り行かなかったの?」



突拍子もない話で何の話か分からず起き上がりドンへを見ると、

ドンへもかなり驚いた顔で自分を見ていた。



ドンへ「……まさか聞いてないの?」



「何の話だよ…」



ドンへ「すあ今日から日本に帰るんでしょ?」



予想もしていなかった言葉に驚きを隠せなかった。

そんな話は一切聞いていない。



ソンミン「どうかしたの?」



ドンへ「いや…その…」



リョウク「ヒョン、知らなかったの?」



知らない間にリョウクまでもが話を聞いていたようで

リョウクが少し怒ったような顔で自分を見ている。



リョウク「…まだ仲直りしてなかったの?」



ドンへ「ごめん、俺知らなくて…」



リョウク「ヒョンのバカ。」



そう言うとリョウクは楽屋を出て行った。








ソファに勢いよく寝転ぶと、点滴が目に入る。



俺は何をしてるんだろう。



何度か来ていたメールさえ返していれば

ちゃんと聞けていた話なのかもしれない。



(今更連絡しても遅いか…)



携帯を見てみるも何も出来ずにいた。